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翌日、朝練終了後。
晴空は清水に呼び出され三年のフロアへと遊びに来ていた。
珍しい晴空の登場に、自然と視線が集まる。
嫉妬にも似たそれに清水は必死で耐え、晴空に要件と提案をした。
晴空｢え、新しくマネージャーを勧誘する？｣
全身に衝撃が走る。
やはり、この私では、力不足だったのか、
あの時スパイク練などせず彼女の手伝いをしていたら、
あの時田中なんぞの牽制を無視して彼女に話しかけていれば、
後悔の念が全身を駆け巡る。
体育館外でのハグは西谷以外に拒否されているため、満足に顔を隠す為のスキンシップができないこの状況。
表情の行き場が無くなった晴空は、盛大に驚くフリをして口を抑えた。
晴空｢こいぇかやは、まいぇーやーのいごともうぇっちゃいまふ｣
清水｢あ、いやごめん。そういう意味じゃないんだ。ただ、2年後、3年後にも、選手の負担は増やしたくなくてね……私もちゃんと、引き継いでいかなきゃって思ったの…！｣
うわ、抱きしめたい。
身体チェックとか、顔隠したいとか全部どうでもいいくらい抱きしめたい。好き。
清水｢私が引…卒業したら、晴空ちゃんは一人で今の仕事とマネージャーの仕事もしなくちゃいけなくなるでしょ？ただえさえ今でもたまに手伝ってくれる時忙しそうなのに……これ以上は負担かけられないよ、｣
晴空｢な｣
口を抑えたまま固まる晴空、朝練の活発さなど忘れたかのように動かなくなった。
清水は心配そうに顔を覗く。
清水｢…は、晴空ちゃん…？｣
すると晴空の表情が、安心したような、優しい目付きに変わった。
晴空｢…潔子さん、私は貴女に誰よりも幸せになって欲しいと思いました。｣
清水｢へ？｣
晴空｢自分の満足する方に足を運んでください。全力で護るんで、｣
パッと手を口から離し、ゆっくりと手を掴んで、ギュッと握った。
清水｢…晴空ちゃ｣
晴空｢あ、そうだった、私女子の扱い下手なんだった｣
清水｢わぁ｣
新人勧誘女子だと護れないかも知れません。
そう言い放ったところで後ろから菅原が合流する。
嫉妬の目が更に強くなったような気さえした。
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mbftmm(プロフ) - 更新再開待ってますううううう（ ; ; ）めちゃくちゃ面白いです！！！！ (2022年1月18日 1時) (
レス) @page24 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
fareleven(プロフ) - 星蘭さん» え……え、凄い！気付いてくれた！！そうなんです！美羽姉さんの名前聞いた時に名前思い付いて…！！めちゃくちゃ嬉しいです！(´>∀<｀)コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: ca53b20a88 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭(プロフ) - 少し前から思ってた。影山3兄弟の名前繋げると、「美しい羽で晴れた空を飛ぶ雄」になる！(言いたかっただけです。すみません。)5も楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: e03eae3599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fareleven | 作成日時：2020年12月29日 23時
