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＊
山本「A？大丈夫？」
オフィスの前まで来て足が止まる。
もう暫く来ないのか、そう思うと、
心が進まない。
『もうしばらく来れないんだね...。うん、大丈夫。..いつも通りに、ね？』
山本「うん。」
私は扉を開けてオフィスに入っていった。
『「こんにちは〜。」』
福良「あれ？Aちゃんと山本、今日は来れないんじゃなかったっけ？」
『そうだったんですけど、忘れ物しちゃって...。』
山本「あれ、伊沢さん 今日は収録ですか？」
伊沢「そうそう。東大王の収録あって、その前にこっちにきたの。」
川上「あれ、なんか今日2人とも今日 服オシャレじゃない？Aも なんか髪ハーフだし...。」
痛いとこをつかれた。
渡辺「もしかしてデート？」
『まぁそんなとこ。あ、こうちゃん。 福良さんに迷惑かけちゃダメだからね？』
渡辺「わかってるよっ！ってか迷惑かけてないし！」
福良「えー？いつも大変だよ〜？」
山本「A、時間。」
祥彰くんはコソッと言ってくれる。
その言葉に私は頷く。
須貝「今日はどこへデートなんですかぁ？おふたりさん。」
山本「んー内緒です。」
私はみんながわちゃわちゃしているうちに、
撮影部屋の机にあるものを置いた。
山本「....じゃあ、A 行こっか、」
『うん。..みんな、いつもありがとうねっ！』
河村「どうしたの？急に」
『いや、なんかせっかく全員揃ったんだし言っておこうと思いまして。じゃあ私たちはこれで、お疲れ様でーす。』
「デート楽しんでこいよ〜」
って言う須貝さんの声を最後に私はオフィスを出た。
『ｳｯ....ﾋｯｸ....ﾋｯｸ...。』
山本「お疲れ様、Aらしいよ。」
祥彰くんは背中をさすって慰めてくれる。
でも、そんな時間もあっという間
私たちは、空港に向かってチェックインを終わらせた。
山本「Aこれ。付けておいて。」
祥彰くんが出したのは、ペアリング。
ペアリングには、Yoshiaki.Y ってかいてある。
それを左手の薬指に入れた。
山本「Aも、つけてくれる？」
『うん...!もちろん！』
私は自分の名前が入った指輪を彼の指に入れた。
山本「毎日、電話する。」
『私も！だから祥彰くんも頑張って。』
山本「Aも。応援してる。待ってるから、忘れないでね。」
『そっちこそ。無理しちゃダメだよ？』
山本「こっちのセリフ。....A。愛してる。」
『私も。祥彰くんのこと愛してる。』
私は祥彰くんに抱きついてキスを落とした。
『「大好き。」』
私はその言葉を胸に、アメリカへ旅だった。
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美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね！これからもこの小説応援しています！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋鞠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
