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光「割とって態度じゃねーし！めっちゃテンションあがってんじゃん！」
A「そんなことないです、普段の先輩のテンションの方がよっぽどです。」
ずっと来たかったお店の限定キーホルダーをもらって、美味しいケーキを食べて、
さらには色とりどりのフルーツが乗った限定パフェを頬張って。
カップルだらけの店って聞いて躊躇したけど、
やっぱり来れて良かった。
光「……ははっ！」
A「な、なんですか？突然笑い出して…。」
光「やっぱおまえって面白いヤツだわ。」
A「だ、から先輩に言われたくないですってば。」
光「あと、食べ物をすげー美味そうに食べる。」
A「…美味しいですもん。」
光「この店来たいってことは甘いもん好きなんだろうとは思ってたけど、ここまでがっつくと思わなかったわ。」
A「なんか…若干引いてません？」
光「んや、俺そーゆーの好きだよ。」
人のことを不意打ちだわ、照れるわ、だなんて言うくせに、自分だって結構天然で殺し文句言ってること、気付いてるのかな。
でも私は先輩よりも感情を隠すのが得意だから。
目の前のパフェに夢中な振りをして、
赤くなった顔を隠した。
すげー食いっぷりだなー、
なんて笑いながら私を見る先輩に、
上がり続ける自分の熱が治まりそうにない。
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作者名：環
| 作成日時：2019年7月17日 22時
