今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:48,884 hit
小|中|大
4 ページ4
.
男女で校舎は別だけれど、校内のイベントごとや委員会は合同で行うのが慣例となっている。
初めは簡単な挨拶をして、
お互いの仕事をこなすだけだった。
たまにする会話も、誰とでもするような世間話。
委員会の集まりのときに見かけただけで、
ほとんど初対面なのだから当たり前だと思う。
少しして訪れた沈黙。
それを破ったのは、
先輩のスマホから響く着信音だった。
光「……お!」
八乙女先輩がポケットからスマホを取り出して、一言だけ声を漏らす。
たったそれだけなのに、なんだか声のトーンが変わったように思えて、彼の方を見た。
A「…何か良いことあったんですか?」
光「え?」
スマホのディスプレイを覗き込みながら、
嬉しさが抑えられないって顔をしてる。
はっきり言ってしまえば、
気の抜けた、にやけた表情。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
236人がお気に入り
236人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:環 | 作成日時:2019年4月14日 10時