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大貴「じゃな!お疲れー!」





侑李「……うん。」





A「あ、また明日ね、大貴。」









片手を挙げた大貴に、
やっぱり侑李は微妙な表情で頷いて。



私は必死で笑顔を作った。









A「………。」




侑李「…………。」









残された私たちには、また重苦しい空気が流れる。



バックヤードのさらに奥の廊下から、よく通る彼女の声が小さく聞こえた。

笑い声もまた、ころころとしていて可愛い。





また、自分が惨めに思えた。









侑李「A、」





A「なに、」





侑李「泣きたい?」





A「……ううん。」









ゆったりとした問いかけに首を振った。





嘘。



本当は、泣きたかった。



でも、ぽっかりと開いた胸の穴が、
泣くことでまた広がってしまうことを知っていた。





泣けば泣くほど、
独りでいることが苦痛になる。


独りで立っていられなくなる。






だから、

だから。









A「ねえ、侑李。」





侑李「何、」





A「私と、付き合わない?」









侑李「…いいけど。」









独りに、なりたくなかった。


独りで泣くのは御免だった。




なんでもいいから、
侑李と一緒に泣く理由が欲しかった。









その瞬間から、
私たちは手も繋がなければ、キスもしない。





だけど、彼氏彼女になった。









隣に、誰かが居て欲しい。


ただ、其れだけで。









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設定キーワード:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2018年11月3日 16時

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