私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？陸っ！

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「「「…！？！？！？」」」

「これは…矢文かっ！？！！？」

「「「ひぃぃぃ！！！」」」

「敵ですかっ！！？！？」


自分達の元へと矢文が届くという突如の出来事に五人は驚き
一年生は一歩間違えれば矢が自身に降り注いでいたかもしれないというその事実に身を震わす


竹谷は周囲を警戒し、矢文を開いて読み進めている食満にその内容もとい送り相手の存在について問う
しかし、それに食満はすぐに返事を返さない
おかしいと感じた竹谷は食満の方に視線を向けると
文を持つ食満の手が震えており、
口も震えながら、その文を読み上げる
















「『会員番号二番はあけておけ、
さもなくばAにファンであることをバラします』…




…なっ…なぁぁぁぁぁぁぁぁ！？！！？！！？」

「「「…え？」」」




…え〜皆様…驚きのこととは思いますが…
ここでこの乱太郎・きり丸・しんべヱ・竹谷達の心情を解説させていただきたいと思います

解説といってもこの四人は至極単純だ
なんせ『そんなことでそんな深刻そうな顔してるのかよ…しかも矢文でわざわざ送る内容それかよ…』と食満と矢文の送り主に対して向けてのやり場のない感情だからだ


そして、食満はその深刻そうな顔をしたまま
竹谷の方を見てこう言った



「竹谷…お前三番な…」

「んな馬鹿な！？！！！？」




普段の【勝負だー！】がモットーである強気な食満留三郎の面影はそこになく
脅しに震え上がり、情けなく屈した男の姿がそこにあった


そのため、会員番号二番という記念番号は竹谷ではなく矢文を送った誰かもわからない第三者の手へと引き渡された
これには竹谷も地味にショック
『べ…別に良いけどさ…良いけどさ！？
何番でも…！！！』といった感じだ


そんな脅しに怯えている人と地味にショックを受けている上級生二人を見ながら『どうすんだよ…この状況』と一年生三人も唖然としていれば…




「では僕が会員番号四番に立候補しますっ！！！」

「ぬぉ！？！！！！？」

「しょ…！！？！！！！！？」



















「「「庄左ヱ門！？！！？」」」

「やっほ〜！」

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