私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？陸っ！

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「え、じゃあ私
A先輩が転けたところを書けばいいんですか？？？」

「まぁ、それに越したことはないんだが…
とりあえず、どんなのでも構わんから
描いてみてくれ乱太郎」

「わ、わかりました…！」


そして、その乱太郎は筆を取って
Aを描き始めようとしたが
その後ろから乱太郎達に声をかける者が現れた


「あれ？お前たち何してるんだ？こんな所で？」


「「「ギクゥ！！？！！！」」」


乱太郎・きり丸・しんべヱの三人はこの状況を正直誰にも見られたくなかった…
見られたくなかったのだが、見られた

そんな三人がギコギコと錆びた扉を開けるような音を立てながら首を声がした方に回せば
そこに立っていたのは…


「た、た、たた【竹谷八左ヱ門】先輩！？！
どうしてこちらに！？」


乱太郎が慌てながらそう聞けば
やましいことありますというような顔を指で気まずそうに掻く竹谷がこう応える


「いやぁ〜！！
いつものように生物委員会で飼ってる毒蜥蜴の大山兄弟が逃げて…！！！

それで大山兄弟の捜索中にお前たちが居た！
と言う訳だ！」

「また逃したんすか…」

「懲りないですねぇ〜」

「うるさい」


きり丸としんべヱの正論じみた言葉に間髪入れず、竹谷は本音をぶつけた後
威圧感を出すために腰に手を回し、仁王立ちして
乱太郎達を見下ろして最初に尋ねた自分の問いをもう一度改めて聞く


「で！お前たちは何をしてたんだ？
こんな所でコソコソと…」

「そ…それは〜え〜っと…

食満先輩…！食満先輩…！」


困った乱太郎は食満の服を引っ張り
「なんとかしてください！」と食満にこの状況を押し付け…もとい打開しようとしてもらう

しかし、その食満はどうやら
Aに夢中だったらしく…


「ん？なんだ乱太郎？今、青がちょっと眠そうになってて…可愛いとこ…

お？？なんだ？竹谷じゃないか？
いつからいたんだお前？？」




とこのように竹谷の存在に気づいていなかった
むしろ、竹谷の方も食満の存在には気づいていなかったため、自身に話しかけてきた食満のいつもと違う様子に驚きを隠せない

なぜならば食満は先程しんべヱに指摘されたうちわだけでなく、いつの間にかそのおでこには『ALOVE』と痛々しく書かれた鉢巻を
そして、うちわと反対の手には本来、この時代にあるはずのないペンライトを身につけている状態だったからだ





「…ドウイウ状況？？？？」

「「「デスヨネー」」」

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