私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？肆っ！【RKRN】

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なんだ？？？幻聴か？？？？？
でも気になる…！！！
俺はAの言葉に引き寄せられるように振り返る




少しだけ開いた戸からはいる月の光によって
布団を被っているAの顔が少しだけ見えた




「意識してます…



男の子と…
それも八左ヱ門くんとのお泊まりなんですよ…？
意識しないわけ…ないじゃないですか…」













Aの顔真っ赤__








本当に意識してくれてるんだ














嬉しい…






嬉しい…………！！！！






だけど…





意識してくれて…
そんな顔されるとわかると…
ますます我慢…できなくなりそう…






「お前…そういうこと言うなよ…
約束してるからお前が嫌がることはしないけど
手…出したくなる」

「…」








被っていた布団がズルッと落ちたかと思えば
Aは立ち上がりわざわざ離していた自分の布団を俺の布団の方へと近づける


そんなAの顔は俯いているため読み取れず
なんを考えているのかさっぱりわからないまま


Aは戸のそばで立ち尽くしている
俺の側まで来ては手を引っ張り
俺は自分の布団の上をAはその隣にある布団の上へとAに引っ張られるまま座り込み
そして、向かい合って寝そべる



なんだ！？！！？！？
何してんだ！？！！？A！？！！？
というか顔ちっかい…！んだけど…！？！！？
それに手…！！！！！！手繋いだままですよ！？
Aさん！？！！？！、？

　

そして乱れた髪でよく見えなかった顔が
Aの手で明かされら
俺はその表情にハッと目を奪われる










あまりにもその表情が
Aの目が熱を帯びていて
夜空に浮かぶ星のように儚く光り
それと対象に頬もいや耳までもが
心地よい日の光を浴びて育った花のように赤く染まり
三日月のように綺麗な線をして笑っている
唇ですら潤っていて果実のようで
美しすぎたからだ






そしてその綺麗な線が揺れ動く



















「手だけならいいですよ…？」



















「…は！？！？！？」

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