私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？弐っ！【RKRN】

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土井先生が去ったことを確認すれば
みんなスッと座り直し
きり丸が話を切り出す



「刀についてだってさ…どうする？」

「どうするも何も僕たち刀について
全然わかんないよ〜！」

としんべヱが泣きながら悲鳴をあげる





「まぁ、でも！私たちには剣術が得意な金吾がいるもんね！」


そんな中、猪名寺乱太郎が同じは組である皆本金吾の方を見て言えば
他のは組の生徒達も「「「確かに〜！」」」と金吾をキラキラと期待した目で見る


その視線に耐えられず金吾は「うっ」と苦しそうな声を出して「あはは…」と笑い




「いやぁ…！僕もレポートとなるとちょっと自信が…！！」


そう言いながら頬を指で掻く
「そっかぁ…そうだよねぇ〜」とみんなが落胆する中
は組の学級委員長である黒木庄左ヱ門は
冷静に状況を判断していた


「確かに今回は剣術じゃなくてレポートだから【刀】そのものについての知識が必要になるな」



まさしく庄左ヱ門の言う通りだった
今回のレポートは【刀】に関する知識が必要となるのだ

そんな的確な指摘に対しても
乱太郎達はいつものお約束で


「相変わらず庄ちゃんたら〜」

「「「真面目ねぇ〜」」」

と反応する

しかし、その指摘が指すことは生徒達にとって八方塞がりということもまた表していたのだ

生徒達はまた「「「う〜ん…」」」と悩み出してしまう

そんな状況を打開する一言が教室に響き渡る










「俺いい先輩を知ってるよ！！」

立ち上がった
は組の救世主は加藤団蔵だった

「団蔵、刀に詳しい先輩知ってるの！？」

乱太郎が団蔵にぐいっと詰め寄りそう問えば
団蔵は満面の笑みで返す






「うん！


同じ会計委員会委員長である潮江文次郎先輩が
【刀の扱い・知識なら忍術学園一】
と太鼓判を押す先輩がね！！」

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