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両手を床につけて先輩が頭を下げる



違う私が先輩を謝らせてしまったのに
先輩やめて違うよ私が悪いよ

それでも先輩は顔をあげ
竹谷君に懇願するように見つめる




「だが待ってやれ
こいつはお前と向き合うよりも前にやるべきことがある」



「ご心配なく
そのことも踏まえた上で
思いを告げた時に覚悟しました



ですが、彼女へ思いを伝え続けることはお許しいただきたい
それだけはとても我慢できそうにありませんから」



彼は「あはは」と最後は笑い頭に手を当てる
先輩もそれに対して笑い私の方をみる







「ふっ…それは本人に聞け!!!!」

「えっ」

「はい!!そうします!!!」




今日一番のスッキリとした満面の笑み〜!!!
そして、彼は私の方をまたチラッと見て向かい合う
今度は頬を少し赤く染め、目を細めて声にならないくらい小さく呟く








「…好きだ」

その瞬間ブワッと熱がぶり返す
私を見る目、その声ですら熱で帯びている










「…って言ってもいい?」

まるでいたずらっ子の様な顔して言うのね
ほんとずるい人




そんな彼の顔を見れなくて
私は顔を伏せてしまう
「A?」と追い詰める様に竹谷君が私の名を呼ぶ



そんな風に呼ばれたら頷かざるおえない
そう思いつつ、私は顔を伏せたままこくりと頷いた

頷くとクスッと笑う竹谷君の声がする




「というわけで…私は満足したのですが
失礼してもよろしいでしょうか先輩…?」

「構わん
A悪いが途中まで送ってやれ」

「は、はい…わかりました…」

先輩はおそらく私の気持ちを見透かしているのだろう
本当にありがたい
私は彼と二人で話したいんだ

「え、送ってくれるのか…!?つまり二人っきりってこと…!?え、やばい手汗が」

なんか竹谷君が言ってるけどさっきのあのイケメンオーラどうした〜!!!
あんなこと言っといてここで年相応に慌てないでよ〜!!!!調子狂うなぁ〜!!!

私と竹谷君は「失礼します」と立ち上がり部屋を出た

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えびてん(プロフ) - ついにこのシリーズ一番最初のお話も星が赤くなり、とても嬉しいです。数多くの人に愛されるような作品になっていれば幸いです。今後とも完成までお付き合い宜しくお願いします。 (2023年3月31日 19時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
えびてん(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» 返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。コメントありがとうございます!なかなか更新できていませんがこれからも愛してもらえるように頑張ります! (2023年2月25日 18時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月14日 22時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
えびてん(プロフ) - こはるびよりさん» こはるびよりさん、はじめまして!楽しみに読んでいただけて私もとても嬉しいです!ありがとうございます!これからもいっぱい五年生出していきたいと思うのでこれからも応援よろしくお願いします! (2022年7月7日 16時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
こはるびより - はじめまして、すごく楽しみに読んでいます。とてもおもしろいです!5年生大好きです。これからも応援しています! (2022年7月7日 16時) (レス) @page45 id: 880b5f123a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびてん | 作成日時:2022年6月26日 18時

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