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そして、この二人の会話もまだ続いた
「そんなことより文次郎
さっきのは一体何だったんだ？」
「ん？さっきのとは？」
「さっきあいつをおぶっていたではないか」
七松が【あいつ】と言って指を刺したのは
もちろんAだ
潮江にとってこの七松の問いは解答に困るものであった
潮江とてまだ齢15歳であり、男が女をおぶっていたことに対して先輩後輩の関係であっても多少なりとて聞かれると小っ恥ずかしいものがあるのだ
だからだ
そんなこと思ってもいなかったのに
冷静さを欠いた潮江の口が滑ってしまう
「あ、あ〜…いやあれは…
【鍛錬】だ！！！鍛錬！！！！！！！
あ…あいつ【重い】から
ちょうどいい負荷になるんだよ！！！！！！！」
「へぇ〜？？？【重い】？？？」
「「「あ…」」」
おそらくこの場で七松以外の誰もが潮江の余計な一言によって凍りついたことに気づいた
『そう思ってたんですね先輩❤︎』と言いたげなAの笑みが潮江を突き刺すように恐ろしいため、これには潮江も思わず冷や汗をかく
「違う…！！違うんだ…！A〜〜！！！！」なんて頭の中ではそう弁明している潮江の声ももちろん届くわけもない
もちろんそんなことを『細かいことは気にするな！』がモットーである七松は気付くわけもなく
「ほぅ…そうなのか」と後ろにいるAの方を見ようと振り向き
しばらくAをジッと見た後
目を開いたままズンズンとAの方へ向かって行き、Aとの距離が目と鼻の先まで詰め寄った
これにはAも潮江から七松の方へと気を取られざる終えず
「な、七松先輩…？」と彼の名を呼び様子を見ようとする
「お前…あーえっと…」
実はこの時がAと七松がお互いの目を見て話すのは初めてのことであり
七松もなんとなくAの存在は知っていたものの細かいことは気にしていないため
Aの名についての情報が入っていなかったのだ
そのことにAも素早く勘づき
処理をしようとする
「あ…五年い組のAAです！」
「そうかそうか！ではA！
お前！私の【鍛錬】にも付き合え！！！！！！！」
「へっ？？？？？？？？？？？？？？」
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えびてん(プロフ) - お星様が赤く…！！とっても嬉しいです！皆様評価ありがとうございます！ (2022年9月11日 16時) (
レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
えびてん(プロフ) - マリさん» マリさんはじめまして！コメントしていただき誠にありがとうございます！素敵な作品と言っていただけたことも尾浜くんにきゅんきゅんしていただけたこともとても嬉しいです…！今後とも応援していただけますと幸いです…！ありがとうございます！ (2022年8月31日 20時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - はじめまして！あまりに素敵な作品なのでコメントさせていただきました！どのキャラクターもすごく素敵なのですが、特にこの作品の尾浜くんが素敵な男の子すぎて毎回きゅんきゅんしています！楽しみな気持ちと一緒に応援しています(^^)無理せず頑張ってください! (2022年8月31日 1時) (レス) id: 6189004e46 (このIDを非表示/違反報告)
高菜 - ありがとうございました！！永遠に応援してます！！ (2022年8月21日 6時) (レス) @page35 id: 2ca4bb2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
えびてん(プロフ) - 高菜さん» こちらこそ！お話しできてとても楽しかったです！これからも応援よろしくお願いします！ (2022年8月14日 15時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびてん | 作成日時：2022年7月26日 21時
