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「あ〜〜〜！！！！！！いたぁぁぁ！！！！？！
どこ行ってたんだよ！！！兵助！！
それと…！！A…も…
って！？！！！？！！ボロボロじゃないか！？
ど、どうしたんだよ…！？何があった…！？！？」
「Aが人攫いに遭ったんだ
大丈夫怪我はないよ」
「っ…！！！！！本当か？A？」
砂埃が立ちそうな勢いでこちらまできた勘右衛門が兵助くんの話を聞いては目の色を変え
深刻そうな顔をして私の様子を伺う
「う、うん…大丈夫だよ
何ともないよ勘右衛門…！
勝手にいなくなってごめんね…それに…」
勘右衛門にせっかく買ってもらって
つけてもらった髪留めも
結局、兵助くんにちゃんと見てもらうことは叶わなかった
だから私は彼に謝らないといけない
けれど勘右衛門は私の謝罪を聞くのを遮る
「良いんだよ！！！！！んなことっ！！！！
俺がそばにいればお前もそんな目に遭わなくて済んだんだし…！！
とにかくAが無事で良かったよ…兵助も」
「うん…ありがとう勘右衛門
さぁ！帰ろう！時間も迫ってきてるし…！」
勘右衛門の肩をポンと叩いて横を通り過ぎた
兵助くんは私たちの先を歩き始める
そんな後ろ姿を見た勘右衛門が
「なんか、兵助ちょっと機嫌がいいな？
まぁ、豆腐屋に行ったからかぁ〜！」
と言っては自分もその後に着いていこうとする
私はそんな勘右衛門の裾を引いて
「勘右衛門…！あのね…！」と引き止める
「ん？どうした？」
私は彼の耳目掛けて背伸びをしようとすれば
彼もそれに気づいて少し屈んで耳を傾けてくれる
そんな勘右衛門の耳元で私は小さく呟く
「綺麗だって言ってもらえたよ…！
だからありがとう勘右衛門…！」
私がそう言って背伸びした足を地に下ろせば
勘右衛門は私の顔を見て
ぱぁ〜〜〜〜〜！！っと明るく笑い
私たちは兵助くんに見えないところで「いえい！」とハイタッチをしてから
彼の後を追いかけて忍術学園への帰路を辿る
そんな大変だったけど
幸せな最後を迎えることができた一日を
私は今も思い出して眠りにつくのだ
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えびてん(プロフ) - お星様が赤く…！！とっても嬉しいです！皆様評価ありがとうございます！ (2022年9月11日 16時) (
レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
えびてん(プロフ) - マリさん» マリさんはじめまして！コメントしていただき誠にありがとうございます！素敵な作品と言っていただけたことも尾浜くんにきゅんきゅんしていただけたこともとても嬉しいです…！今後とも応援していただけますと幸いです…！ありがとうございます！ (2022年8月31日 20時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - はじめまして！あまりに素敵な作品なのでコメントさせていただきました！どのキャラクターもすごく素敵なのですが、特にこの作品の尾浜くんが素敵な男の子すぎて毎回きゅんきゅんしています！楽しみな気持ちと一緒に応援しています(^^)無理せず頑張ってください! (2022年8月31日 1時) (レス) id: 6189004e46 (このIDを非表示/違反報告)
高菜 - ありがとうございました！！永遠に応援してます！！ (2022年8月21日 6時) (レス) @page35 id: 2ca4bb2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
えびてん(プロフ) - 高菜さん» こちらこそ！お話しできてとても楽しかったです！これからも応援よろしくお願いします！ (2022年8月14日 15時) (レス) id: 88e3093851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびてん | 作成日時：2022年7月26日 21時
