続き ページ6
一方その頃瑠璃川珊瑚side
今日は一日中誰かに見られてるなーって気がする。どうしよう、みきかたきのファンじゃないかな…僕4年生だから間違われちゃったんだ…教えてあげた方がいいよね〜あれ、もんちゃん達が教えてあげてくれるの〜いいこだね〜よろしく〜
数分後…
気配がなくなった！よかった〜ちゃんとみきかたきのところに行けたかな〜でもちょっと緊張して今日は地声で喋らなかったな〜なんて思っていると…
竹｢珊瑚!!こっちの掃除は終わったか？｣あ！！はちくんじゃなくて…
珊『(竹谷先輩こっちの掃除終わりました〜)』
竹｢はちくんでもいいのに…竹谷先輩って呼び方なんか距離を感じるなぁ｣
珊『(僕もう4年生ですし、他の後輩がまねしたら大変だからちゃんと竹谷先輩って呼びます!!)』
急に視界が高くなった。
竹｢身長も体重も1年生の頃からあんまり変わってないのになぁ｣
珊『(竹谷先輩下ろしてください〜僕もう4年生です〜後輩に見られたら恥ずかしいです〜)』
竹｢どーしょっかなー｣
珊『はちくんおろして〜おねがいーー』
そんなこんなでやっと下ろしてもらった。もう!!
竹谷八左ヱ門side
瑠璃川珊瑚。初めてできた俺の可愛い後輩。初めてあった4年前から外見はちっとも変わらない。なのに大人になろうとする。それがまた可愛い。でも、珊瑚は可愛いだけじゃなく、強くて優しい。何故、口元を覆っているか知ってる。そんなの隠さなくたってみんな珊瑚のことが好きなのにな。
俺の膝の上に座っている珊瑚の口元をひとなでして、つぶやく。
竹｢口布外さないのか？｣
珊瑚はちょっと悲しそうな顔をして、
珊｢みんなに怖がられたくないし嫌われたくないから隠しときたい。はちくんや孫兵は大丈夫だったけど、みんなのこと大好きだから嫌われるのが怖い。｣
この学園の中で俺と孫兵だけが知っている珊瑚の秘密。信用されているみたいで嬉しい反面、それだけ珊瑚が嫌われたくないと恐れる他のやつが少し羨ましい。
珊瑚の艶のある黒い髪をくしゃっと撫でると猫のように俺の手に擦り寄ってくる。あぁほんとに独り占めしたくなる。
孫兵｢竹谷先輩ずるいです!!僕も珊瑚先輩抱っこしたいです!!｣
珊『(後輩に抱っこされるのやだ〜先輩だから抱っこしないで〜)』
うん…孫兵は珊瑚に懐きすぎだと思う…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい(プロフ) - 私もですwww (2022年3月1日 11時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
えびちりぢり(プロフ) - あいさん» あいさんいつもコメントありがとうございます!!大好きです!! (2022年3月1日 11時) (レス) id: cc8a28b88f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ぞ、続編だと！？ 絶対見ます！ 頑張ってください (2022年3月1日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 作者さん､､本当に最高ですね！！ ほとんどの人が恋愛感情持ってて最高（夢主に対して） 五年生との絡みも好きなんですよね！！ (2022年2月28日 21時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
えびちりぢり(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!!次は5年生が出てくるかもしれないです!! (2022年2月28日 21時) (レス) id: cc8a28b88f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えびちりぢり | 作成日時：2022年1月24日 23時
