かわいい4年生はもふもふとともに…【男主】

続き ページ4

善法寺伊作side

急に視界が悪くなったから慌てて珊瑚を落とさないように下ろしたら次は煙玉?!不運だー

煙が消えた時にはもう珊瑚はどこにもいなくてメモが残されていた。

なになに…

珊『月子ちゃんが具合が悪くなっちゃったので部屋に戻ります。みきごめんね〜また後日埋め合わせする〜ゆりこちゃんにもごめんって伝えといて〜ごめんね〜』

ここから食満留三郎side


残された4年生と6年生｢……(いや、月子もう今月入って何回目の体調不良だよ…毎回なんともないじゃん…)｣

どうやら、また珊瑚の動物達に邪魔をされたようだ…恐らく伊作の視界を奪ったのは…と考えていると、急に鋭い痛みが左手に走った。これはやばい…
左手に目を向けるとリス…もといぼたんちゃんがしっかり噛み付いていた。伊作の方を見ると…モモンガ…もといもんちゃんが顔面にがっちりと張り付いて窒息させようとしている…てことは…煙玉を投げたのってと思い、上を見ると雀のちゅん子ちゃんがもう既に火の着いた焙烙火矢を落としていた。


数分後、何とか全員動物たちの攻撃から解放されると、動物達は｢次はねぇからな｣と言いたげな顔をして俺達を解放してくれた。

恐るべき…珊瑚の動物隊…


食｢まぁでも、珊瑚のことをこの学園の中で1番知ってるのは俺だけどな。｣






一方その頃。

珊『月子ちゃん!!大丈夫!!』


月｢きゅ！(珊瑚!!私が具合悪いって言ったら帰ってきてくれた!!好き運命!!(このやり取り今月62回目))｣

どこまでも動物ファーストな珊瑚であった。

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