かわいい4年生はもふもふとともに…【男主】

続き ページ30

瑠璃川珊瑚side


今鉢屋先輩にお化粧の仕方を教えて貰っている…難しいなぁ…
珊瑚のおうちは色町で忍者に対して情報を売り買いするお店をしているから女装のやり方は真珠お姉ちゃんに教えて貰ったなぁ〜
紅をさすとすごく頑張るぞ!!って気持ちになるんだよね〜

鉢屋先輩にとっての変装もそういうものなのかな？


鉢｢珊瑚、あんまり顔見られてるとやりずらい…｣


おお!!珍しく鉢屋先輩が困ってる!!いっつも珊瑚が困らせられてるのに!!昔真珠お姉ちゃんが

真｢いい？珊瑚。意地悪してくる子はね〜意地悪され慣れてないから、困らせるといいわ〜これが、オトナの恋愛に繋がるのよ〜｣


恋愛？はよく分からないけど、珊瑚は大人ってことだ!!やった!!大人だ!!あとは、真珠お姉ちゃんが言ってたみたいに…

珊『みちゃだめなの？』






鉢屋三郎side


珊瑚の顔に化粧をしながら変装のやり方を教えている。



気になる…珊瑚の朱い目がずっとこっちを見ている…いつもはおどおどしてて滅多にこっちを向かない目がずっと…

なれないからちょっと照れる…


鉢｢珊瑚、あんまり顔見られてるとやりずらい…｣


思わず、本音が出てしまう…


珊瑚は俺の腕をクイッと掴んで


珊『みちゃだめなの？』


頬を赤く染め、潤んだ朱い目で俺を見る。えっっっっろ…


珊瑚は俺をどうしたいんだ…



俺は珊瑚を襲いたい衝動を抑えつつ珊瑚の朱い目を覆い、唇に接吻をおとした。



珊『鉢屋先輩今何したんですか？？』


鉢｢なに、紅を口元に差しただけさ。｣



あーあ 八左ヱ門に怒られるな〜





後日、もんちゃんをはじめとする動物隊に追われる不破雷蔵や鉢屋三郎を見た人がいるとかいないとか…

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