かわいい4年生はもふもふとともに…【男主】

続き ページ18

綾部喜八郎side


タカ丸と珊瑚を除く4年生｢(イライラ…)｣

タ｢今日から編入してきた4年い組の斉藤タカ丸です。みんなよろしくね〜｣

珊瑚を抱っこしたまま僕たちに自己紹介をした斉藤タカ丸さん。

綾｢僕に抱っこされたらすぐに下ろしてって言うのにタカ丸さんには言わないんだ〜まだまだ子供なんだね〜｣

珊瑚がタカ丸さんとベタベタしてたから、気に食わなくてつい珊瑚が言われたくないことを言ってしまった。


珊『僕子供じゃないもん!!』


綾｢子供だよ子供!!｣


珊『子供じゃない!!きはちろ〜の意地悪!!』

珊瑚はタカ丸の腕からスルッと抜けてどこかに走って行ってしまった。

やってしまった…



立花仙蔵side

滝｢というわけで喜八郎は今落ち込んでいます。私は今から委員会なので喜八郎をよろしくお願いします。｣

なるほど…

仙｢喜八郎。今回の件は絶対お前が悪いぞ。｣
拗ねてたこつぼから出てこなくなった喜八郎に俺は話しかける。珍しい…普段珊瑚は喜八郎に何をされてもほとんど怒らないのにな というか、4年生の編入生の斉藤タカ丸さんは珊瑚の幼なじみだったのか…留三郎といい、斉藤といい、珊瑚の周りには変わった幼なじみが多いな…

というか、珊瑚を抱っこだと？？羨ましい…私なんか最近近づいただけでも逃げられるのに…羨ましい…

仙｢喜八郎、珊瑚と仲直りしなくてもいいのか？今行かないと拗れるぞ？｣


喜｢わかってますよ…｣



続く

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