虹色の日々 (ページ30)

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緑side

人目が気になるからという理由で、生徒会が使っている生徒会室に連れてこられた

中にはあっくん、淳子さん、濵ちゃん、シゲの4人が座っとった
特に談笑していたような雰囲気はなく、空気感的にあまりいいとは言えない

緑「失礼します、すみません遅くなりました」

そんな空気感に緊張して恐る恐る入る

黄「そこ座りや」

淳子さんに促され、目の前にある椅子に座る

黄「神ちゃん、聞きたいことあんねん
　教えてくれるか？」

淳子さんはいつも通りを装って話しかけてくれる

でも、私は気づいとるで

口元は笑っているように見えて唇が震えとるし、目は何も映していないみたい
挙句、声も少し上ずっている

なぁ、智子これでも淳子さんはあっくんに何の感情も抱いてないと思うか？

その答えにはNOだ、なら、やっぱり二人をくっつける手助けをしたい

私は口を開く、そして、

緑「淳子さんからされる質問すべてに、嘘偽りなく答えて見せます
　なので、何でも聞いてください」

と私は答えた

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