虹色の日々 (ページ31)

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緑side

そんな、挑発的な私の態度に淳子さんの瞳は揺れる
だが、涙は出ていない

黄「じゃあ、聞かせてもらうな」

淳子さんは大きく息を吸う

黄「神ちゃんは、

　あ、照史と付きおうてるのはホンマなんか？」

やっぱり気になっとるやん、わからんけど、普通どうでもええ人の恋人情報なんか聞かんやろ

そのまま、ストレートに答えるんが少し気に食わんくて、はぐらかしたくなった

緑「私が、あっくんと付き合ってたらなんなんですか？
　淳子さんに何か問題でもあるんですか？」

そんな私の返しにみんな驚く

緑「別に淳子さんのあっくんではないと思うんですけど！」

桃「ちょ、神ちゃん
　聞いてた話とちゃうやん、照史とは付き合ってなかったんやないの(小声)」

緑「ええのよ、二人をくっつけるにはこれしかないんや」

すると、濱ちゃんが口を開く

紫「淳子、もう認めぇや
　いつまでも、このままでええなんて思っておらんのやろ？」

まさかな人が口をはさんだため、みんな頭の上にはてなマークが浮かぶ

紫「淳子、ええ加減にしいや
　うじうじしとるなんて、お前らしくない
　当たって砕けるかなんて、わからんやろが！
　ましてや後輩にまでアシストしてもろてんのに、それにも気づかへんなんて」

え、濱ちゃん私の作戦分かってくれとるの？

紫「照史も照史やで！
　今まで、淳子に支えてもらっとったんにいきなり放って
　やきもち焼かせたいんか知らんけど、その前にやることがあるやろうが！」

ん？その発言的に濱ちゃん、もしかして

紫「ホンマ、3年間二人に板挟みされとった俺に身にもなってみろや！
　二人から、相談されるたびに早よくっつけって思ってたわ！」

うええええええ、ってことは二人は両片思いやったってこと！？

橙「え、それどうゆうことや濱ちゃん！」

黄「3年間、板挟みって...
　照史ずっと私のこと好きやったってこと？」

橙「淳子ちゃんもやよ。そういうことでええんか？」

淳子さんは黙ってうなずく

橙「なんやねん、めっちゃかっこ悪いやん
　しかも、そんなに前から何やったらここまで遠回りせんですんだやんか」

紫「せやから、早よ告白せえってゆうてたやろ！たくっ」

橙「しかも、もんちにもバレてたってことは割とわかりやすかったんやろな(苦笑)」

赤「俺も気づいとったで」

にやりとシゲが笑った

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