虹色の日々 (ページ28)

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緑side

のんちゃんの言葉が私の中で溶けていく

そっか、のんちゃんが早とちりをしたように私もしてしまっている可能性があるんや

しっかりしいや、自分！

緑「よしっ！ありがとぉ、のんちゃん。私少し強くなれた気がするわぁ」

桃「ええぞ、その調子やで神ちゃん！
　ところで神ちゃん、流星から照史が心配しとるってゆうてるんやけど大丈夫なんか？」

緑「え？」

寝るからと、携帯をマナーモードにしとったせいで、全然気づかんかった！

携帯を開くと、あっくんから大量のメールが届いていた

そのあまりの過保護さに苦笑いしてしまう

とりあえず、無事であることを伝え、携帯を閉じる

桃「何事も後回しにしてええことはない！
　生徒会の仕事がひと段落したらしいから、流星たちと合流しよや」

正直行きたないし、不安しかないけど、このままモヤモヤしとるのもいやや

緑「私は変わるんや！よし、いったるで！」

ベッドから降り、のんちゃんの後に続いて保健室から出る

私は大きく一歩を踏み出した

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