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樹「こんばんは」
そこで待っていたのは…スダンナだった。
横澤『あ〜。ブレないな』
Ami『頑張って』
スダンナ「来てくれてありがと」
樹「うん。呼んでくれてありがとう」
スダンナ「えっと…、今1番オオカミじゃないって伝えたいのは、樹くんでした。」
樹は真剣な顔でスダンナの顔を見、話を聞いている。
スダンナ「最初から？本当に最初の…クルージングの時からいいなって思っていて。
私は、自分を持ってる人が好きなんだけど、樹くんはなんか…、無口なんだけど、すごく胸に自分の意志を持ってる感じがするところとか…、待って、何て言ったらいいんだろ」
樹「ゆっくりでいいよ。」
スダンナ「…うん、まあそういう優しいところとか…、自分のポリシーを貫いてるところ？がすごく格好いいなって思いました！
で、樹くんが今、誰が気になっているのかとか、私のことどう思っているのかを聞かせて欲しいかな…っていう…」
スダンナが話し終え、樹は少し考え込んだ後口を開いた。
樹「…今言ってくれたこと全部、すごい嬉しかった。…スダンナは最初からすごい積極的に話しかけてくれて、俺人見知りするタイプなんだけど…一緒に話してたら全然気まずい感じとかにならなくて、一緒に過ごす時間はとても楽しいと思ってる…かな」
スダンナ「…ぶっちゃけで教えて欲しいんだけど。樹くんは、私のこと恋愛対象として見れる？」
樹はすこし言葉に詰まった。
スダンナの、いつものような弾ける笑顔はなりを潜め、神妙な面持ちで樹を見つめていた。
樹「今は…友達っていう感じのほうが強いかも。」
スダンナ「…そっか…」
今度は逆に、スダンナが言葉に詰まる番だった。
沈黙が立ち込め、
スダンナの瞳には涙の薄い膜が浮かんだ。
そんなスダンナを見て樹は口を開く。
樹「…でも、話しててすごい楽しいし…。可能性がゼロだとは、正直、今の時点では言い切れない、かな…」
スダンナが鼻をすする音
涙は流れなかったが、涙目ではあった。
スダンナ「…じゃあ、私の気が済むまで好きでいてもいい…？」
樹「…うん。ありがとう」
スダンナ「こちらこそ…ありがと」
樹「オオカミじゃ…ないんだよね？」
スダンナ「うん。違うから、信じて」
Ami『スダンナが泣くって…相当』
横澤『なんか樹…ハッキリしないな』
【スダンナ→樹】
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月6日 17時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - なあちさん» たしかにそうですよね…。北人くんとはどうなるのかお楽しみに(^^) (2019年12月14日 21時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - カフェモカさん» このあと6話があり、7話で1人脱落します。その後は長くても11-12話で終わる予定です (2019年12月14日 21時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - ほくとすきぴさん» 慎くん…汗 この先も、お楽しみに…(^^) (2019年12月14日 21時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - sakiさん» オオカミちゃん投票にご協力頂きありがとうございます(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月14日 21時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2019年12月8日 20時
