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樹「聞きたいんだけど…」
晴美「…」
樹「俺のこと、率直にどう思ってる？可能性…あるの？」
晴美「樹くんは…」
晴美はゆっくりと話し始めた。
晴美「…最初…陸くんが1番にいいなって思って。で…樹くんが話しかけてくれて、それで樹くんのこともいいなって思った」
樹「うん」
晴美「正直今…自分の気持ちが分からない部分があって…、樹くんを気になる自分はいるけど、でも…」
樹「……」
晴美「樹くんはまだ18歳で…4歳も下だから、それが少し…自分の中では気にかかってるのかもしれない…、」
樹「…そういうこと？」
晴美「年下の人と恋愛したことないから…分かんなくて」
かたい表情だった樹が、ふっと顔を綻ばせた。
樹「今絶対…フラれると思った」
晴美「…え」
樹「それはオッケーじゃないですか。だって晴美ちゃんのほうが精神年齢低いし…」
晴美「ちょ、ちょいちょい」
樹「年齢とか関係ないでしょ、そんなの」
晴美「…そうなのかな」
樹「俺は晴美ちゃんを不安にさせたりしない」
晴美「…」
樹「待ってます。ゆっくり考えて平気だから」
晴美「…うん…、」
樹「とりあえず、晴美ちゃんの気持ちが分かったからよかった…」
樹はほっとしたように笑うが、晴美は対照的に俯いたままで…
晴美「…じゃあ、行くね。」
樹「うん」
晴美は俯いたまま、その場に背を向ける。樹はその背中を見届けて、はあ…とため息をもらした。
【樹→晴美】
.
A「おかえり…」
室内に戻ってきた晴美。
椅子に座って、瞳を閉じてため息をついた。
璃「…樹くん？」
晴美「…うん…」
璃「…そっか。」
晴美「なんかもう…」
晴美は眉根をぎゅっと寄せて、絞り出すように声を出す。
晴美「分かんなくなった…、」
瞳に溜まっていた涙をゆっくりとぬぐう晴美。
璃がそっとその背中を撫でた。
つられるように、泣き止んでいた乃々華も再び涙をこぼした。
乃々華「なんでこんなに泣けちゃうんだろ…」
晴美「ね、ほんとに…」
璃「真剣だからだよ。2人とも…」
乃々華「諦められたら楽だと思うのに…」
乃々華はまた、突っ伏した。
残る男子はあと2人…
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NEXT
残る男子は壱馬と健太！
2人の告白により、ある女子が大号泣…
その涙の理由とは…？！
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月22日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - こんばんは！いきなりですが、今まだ見てる途中なんですが、この作品めちゃくちゃ最高です！めちゃ好きな作品です！ただそれだけなんですが(~_~;) (2020年2月24日 2時) (レス) id: 48eab865b8 (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - しょへちゃん〜、しょへちゃんとくっついてくれ〜（＾∇＾） (2020年2月22日 10時) (レス) id: 07b2836cd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかめん。(プロフ) - 夢主、壱馬くんと成立してほしすぎる願望です〜(＞＜) (2020年2月20日 22時) (レス) id: 5aeb336f57 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんこつ(プロフ) - 夢主の顔見れない相手気になりすぎます！！！！(><) (2020年2月20日 21時) (レス) id: a4462f2fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年2月14日 20時
