３８話 ページ43
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tn「お前らええ加減にせぇ！！！」
大きなトントンの怒鳴り声で、ようやく視野が広がった。そうだ。今はコネシマなんかに構っている場合じゃない。
助けてくれたのは、まぁ感謝しとる、けど…。
数メートル先には瓦礫の山。ついさっきまでは天井であったものだ。
かなり古かったから、壊れたのだろう。でも、壊れたのがあの一部分だけでよかった。
この古さなら、屋敷全体がぺっちゃんこになってもおかしくないからな。そうともなれば、俺ら全員あの世行き決定。…不幸中の幸い、か。
いやいや、そうじゃない。俺ら四人は無事だったけど、他の奴らは無事だろうか。
それを考えてしまうと、もしかしたら、なんて不安がよぎり、気がつけばその瓦礫の山に向かって駆け寄っていた。
ci「おい、おい！！お前ら大丈夫か！！？頼む、頼む！！返事をしてくれ！！」
そう叫んでも、もしかしたらの考えが脳裏にチラつき上手く声が出ない。
返答はない。俺の声が届かなかったのか、あいつらがもう…。そんなことを考えてしまい、さらに不安が煽られる。
そこに、ズンズンと大股で歩いて近づいてきたコネさん。
あぁ、そうかこの人なら。この人の声なら、届くかもしれない。
そう少し期待して、俺は半歩下がる。
コネさんは瓦礫に向かって仁王立ちをし、呼吸の音が聞こえるほど、大きく大きく息を吸った。
あ、嫌な予感。
kn「すぅー…………
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉいｯｯｯｯｯ！！！！！！！！」
…おいトントン。
ロボロは死んでないか。
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あめさん(プロフ) - ルーナさん» 折れちまったもんは仕方ねえんだ…。(すみません) (2020年11月3日 19時) (
レス) id: 8fcf54a0b3 (このIDを非表示/違反報告)
あめさん(プロフ) - 暇人な名無しさん» それ思いました！！！ (2020年11月3日 19時) (レス) id: 8fcf54a0b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - 折れないでぇぇぇぇ！？頑張ってヤバいって！ふわっと言ってるな！(好きです！) (2020年11月3日 0時) (レス) id: f3c1e985f9 (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - ノリ軽いよ！！！「あれ、やば折れたかも。」じゃないよ！？一大事だよ！？！？ (2020年11月2日 21時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
あめさん(プロフ) - 暇人な名無しさん» わかっちゃいました？？ディクリアの目は青いんですよ…。 (2020年10月28日 18時) (レス) id: 8fcf54a0b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめさん | 作成日時：2020年8月25日 20時
