我々のマフィア生活2！ (ページ1)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:839 hit

ノラ猫じゃなかった私。担当アイスもちページ1

ダメだダメだ！！！

人殺しはダメ。だけど制御が効かなかった

もし、あの時ねむちゃんに弾が当たっていたら

間違いなく死んでた……

そ「…ノラ猫」

ノ「っ！名前……まだ教えてくれへんとね」

この関西弁だって兄さんと違うって知ってる

連れ去られた時にいた、マフィアで覚えた言葉

人殺しはいや。

いくら能力があっても……嫌い。

だけど人は私の能力を使ってくる

自由気ままなんて嘘。

ずっと鎖(かこ)に繋がれて檻(殺し合い)に入れられとる。

だからこそ。ノラ猫を望んだ

あいつらがつけた名前……人形(ドール)なんて、私は嫌いや

ま「人形(ドール)。それは君の名前だよね？」

ノ「……名前なんて……要らへん」

ま「君のお父さん…知りたい？」

唐突だね！？

ノ「…」

無言は了承と得たらしい

ゆっくりと口を開く

ま「badendのボス。そらるさんと、君の
お父さん…だよ」

________は？

ノ「いやいや、父さんは別人やろ？

なに言ってんのまふ…」

笑っちゃいけないって知ってるけど

笑わなきゃ自分がおかしくなりそうで

否定して。願うように兄さんを見たけど

そ「……そうだよ」

肯定の言葉しか出てこなくて

なんで？

じゃあ、なんで、父さんは自分の正体を隠してたん？

なんで、他人のふりしてたん__？

なんで、なんでなんで

ま「…あなたの名前は最初っからゆずです」

ノ「………私の名前……ゆず？」

そ「…あぁ……おかえり。ゆず」

……だからあんなにすんなりと……

ま「もっと言うなら……母親は、リリナさん…」

ノ「！？」

リリナが！？

私の………母親…？

ゆ「世の中狭いねぇ……リリナ、あんた、
こう言った意味やったん？

出会った時に最初に言った言葉。

はぁ…巡り合ったら覚えときーよ？ぶん殴る」

ここで泣いちゃダメ。

リリナ、母さんに笑われてしまう

だから、もうちょっとだけ、

【ゆず】と【アイスもち】は封印ね？

________________俺は要らない子？

ううんノラ猫…あんたがいなきゃ勝てないんだ

________________俺は捨てられちゃうの？

……もう。戦争はしたく無いんだごめんね

________________そっか…ならいいや。

だからもうちょっとだけ力を貸して？

________________いいよ。おやすみ___。

ノ「碧。死路。いくよ」

そ/ま「「了解」」

ねむちゃん。恩返しぐらいはさせてよね？

近藤を倒すの手伝うからさ

おあいこね？