審神者の私と見習いの貴方。【刀剣乱舞】

一話【新しい季節】 ページ2

拝啓 さなえ様、三日月宗近様。




おふたりはいかがお過ごしでしょうか。




こちらは春が訪れ、桜の開花も間も無くでしょう。




兼定さんが桜の開花を今か今かと待ち構えていて微笑ましく思います。




かという私も、この本丸で過ごす春は初めてなので楽しみです。




…椿さんもお元気でしょうか。




欲を言えば、さなえ様、三日月宗近様、そして椿さんとも春を過ごしてみたかったです。




いえ、御三方は私の心の中にいるので、いつも一緒にいるも同然ですよね！




そういえば、最近嬉しいことがあります。




それは大倶利伽羅さんが




長「…A、さなえ様に手紙を書いているところ悪いが、大倶利伽羅が待っているぞ。」




『わわ、もうそんな時間に…！今行きます！』




お手紙が途中になってしまいましたが、私の最近嬉しいことは、大倶利伽羅さんが馴れ合って下さることです！




『お待たせしてすみません、大倶利伽羅さん。』




大「…いや、大丈夫だ。」




大倶利伽羅さんは万事屋へ着いて来て下さったり、一緒にゲームをして下さったりと、何かと私の事を気にかけてくれます。




思えば主、と最初に言って下さったのも大倶利伽羅さんでした。
仲良くなったのはそこからですね。




他の刀剣の皆様とも前より仲が深まりました。




そして、春といえば何かと新しい事が始まるような気がするんです。




この本丸で過ごす春が、とても楽しみです！

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