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『…ってことで…今日は降谷さんと帰ることになりました』
風見「…」
か、風見さん唖然としてるじゃん！ほらね！？
でも待って…もしかして「降谷さんに俺の唯一の楽しみを奪われた」とか独占欲が生まれているのでは…！？
風見「よかったなっ！また今度その話聞かせてくれ」
『は、はい…』
まぁ分かってたけどね…うん。
嬉しそうにしている風見さんを見たらなんだか虚しくなってきた。
ーーーーー
『…ｱｧｧｧｱ。風見さん不足で倒れそう。』
降谷「黙ってられないのかお前は。」
降谷さんの助手席に乗って(強制)揺られている今。
腹立つほどにいい匂いと運転姿は流石と言っていいほどのイケメンだ。
(まぁ風見さんの方がかっこいいけど)
『…いっそのこと振ってほしいです』
降谷「…なんだ、風見に嫌われているのか」
『…そんなの知りません。
でも降谷さんと引っつけたがってるんですよ？
私のこと好きじゃないってことじゃないですか。』
それはそうだろう。
好きな女の人を他の男に引っ付かせる男などどこにいるのだ。
気づけば私の家の前で止まっていた。
降谷「明日からなるべく俺と過ごすように。
風見と過ごすな。わかったな。」
『えっ！この鬼ｯ!!!!(降谷「なんか言ったか」ｲｴﾅﾆﾓ』
鬼の形相で睨まれて思わず縮こまる
「よく眠れよ」と言って車を発進させていった降谷さん。
なるほどこれがイケメンか。
ーーーーー
それから私は上司の命令を聞くべく風見さんを避け続けた
風見「A昨日のことなんだ(『す、すみません！仕事が！』」
風見「おいA『ふ、降谷さーん！ここなんですけどー！』」
風見「今日の昼に話でも(『ふ、降谷さんと食べる予定が！』」
風見「帰りは送るから下で待って(『ふ、降谷さんが今日も送ってくれるらしくて！！』」
こんな感じでいいのかと胸がとても痛かったが
上司命令だ…従う。
風見「……おいA『す、すみません！降谷さんが！』その降谷さんが呼んでいる」
思わず立ち止まる
『え！どこでですか！？』
まさかなにかヘマを！？
オドオドしている私をよそに風見さんは私を見つめてくる
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綺梨凪 - どれも私好みの話でキュンキュンきました！続編見たいです！これからも応援してます！(o^^o) (2018年6月12日 22時) (
レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - しいなさん» ありがとうございます…とても励みになりました！！ (2018年6月12日 10時) (レス) id: 089f4bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
しいな - とっても面白いです！応援してます(o^^o) (2018年6月11日 8時) (レス) id: 17c953959e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年5月29日 0時
