16話 ページ17
私の気持ちを汲み取ったのか、うらたさんは盛大な溜息をついてから話しかけてきた
う「おい、自分達で墓穴掘ってどうする」
志坂「あ……」
セ「ほんま、こういう時、物事を考えないで行動するのがようわかるわ」
志坂「う……」
センラさんとうらたさんの溜息を聞いた2人が押し黙っていた
セ「まぁ、疑問に思う事があればその都度聞いて貰えばええんとちゃうん?」
う「それもそうだな。…本当に何もないんだな?」
『はい…』
う「なら、次はセンラだな」
セ「そうですね」
その言葉に再び私は、姿勢を正した
センラさんは、昨日、何があったのか話してくれた
*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*
センラside
(えっと、今日の仕事は身長150後半で白髪染の20代の女、ね…)
俺は頭の中で、今日の
(確か、中小企業のお偉いさんに色仕掛けをしまくり、挙句、金を貰うだけ貰ったらぽい。……被害総額は、およそ1億。……何に使うねん、そんな大金)
心の中で溜息を漏らし、現場に向かう
現場と言っても直接会うのではなく、元々、路地裏に呼び出しておいて、1人で来たところを仕留める、と言うのが今回の仕事内容だ
今回は、確実に仕留めろとのご依頼があった為、射殺する事に決めた
遺体の身元も伏せろとのご依頼もプラスされていた事を何となく思い出した
(あ〜、こう言うんのは志麻くんが向いてる気もしますが、まぁ、後処理とか諸共を考えると……、僕になるわな…)
再び心の中で溜息をついていると、廃ビルの屋上に着いた為準備をする
愛用している
(ちゃんと補充したし、スコープも悪ない、後は仕事相手が来るのを待つだけやな……。……ん?人の気配……?)
先程、自分が登ってきた階段から、誰かが登ってくる音が聞こえた
(まさか、あの女の手下…?いや、そんな奴は居らん。って事は、偶々来たっちゅうことか?)
一応、睡眠薬を含ませたハンカチを懐に入れ、階段に続く扉に
本当は顔が見られないようにローブを着たかったが、何処かの誰かのせいで自信が持っている2着共が今日の朝、洗濯された……と言うより自分でした
挙句乾いていない為、置いてきたので此処には勿論無いのだ
(あいつ、帰ったらしばいたる…)
とある赤毛の奴を思い浮かべていると、階段に続く扉が音を立てて開いた
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怜莉(プロフ) - ちょこさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなりすみません……。更新出来るように頑張りますね! (2020年2月6日 22時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月13日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです……!了解しました!今日中に結論を出したいと考えています! (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです…!なるほど、その場のヒントを出すと言うてもあるんですね!検討させて頂きます!今日中に結論を出したいと考えています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 星宙☆*:さん» コメントありがとうございます!作者のことを考えて頂きありがとうございます…!思わず涙を流しました……。今日中に結論を出したいと考えています! (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜莉 | 作成日時:2018年11月29日 12時