71話 ページ29
うらたside
どうも、うらたでーす
ただいま、職員室の前いまーす
ん？なんで、入ってないかって？
いやね、来たのはいいんだけどこれを誰に言うのが正解なのかわからねぇんだよ
ひとまず、G先生に言えばいいか
ｺﾝｺﾝ
う「失礼します。3年S組、浦田渉です。G先生に用事があって来ました。G先生はいらっしゃいますか？」
G「いるよ〜。入っていいよ、浦田くん」
お、ラッキー、先生居るじゃん
う「失礼します」
G「珍しいね、わざわざ職員室に来るなんて。どうしたの？」
先生は作業していた手を止め、椅子ごと俺の方を向いた
う「実は、お願いしたいことがあって」
G「何？」
う「S組に1人、編入させたい奴がいるんです」
G「予想はついてるけど、一応聞いておくよ。誰？」
う「1年B組前半クラス月崎Aです」
G「うん、分かった。じゃあ彼女に、明日からはS組に来るようにって伝えといて」
う「そう言うと思って、証──」
ん？ちょっと待て、今なんて？
う「は？すみません、今なんて…」
G「だから、彼女は明日からS組だからねって言ったの」
こんなにすんなり行っていのか？
う「え、でも、魔力測定の結果は低かったんですよね？」
G「でも、さっき君たちが全員見ている中で彼女は魔力測定したんでしょ？」
う「はい…」
しましたね…
G「結果は、十分S組にこれるものだったってことでしょ？」
う「はい…」
これるものでしたね…
と言うか、予想の斜め上でしたよ…
G「なら、あとは僕の方でどうにかするから大丈夫だよ。あ、さっき、証拠っていいかけてたよね？一応貰ってもいいかな？」
う「あ、はい。動画なので先生の端末に送りますね…」
G「ありがとう」
俺は、自分のスマホから先生の端末に動画を送った
いや、待て俺
冷静に考えろ
なんでこの教師はこの事を知って居るんだよ！
う「いや！そうじゃなくて！なんで、先生が知っているんですか!?」
G「それはあの時、僕の所に歌詞太郎くん達が多目的ホールの鍵を借りに来て、その後、廊下で君たちが彼女を連れて行っているのを見たら付いて行くに決まってるでしょ？」
う「……」
付いて来てたのかよ！
流石S組の担任をしているだけの実力のある人と言うべきか、ストーカーと言うべきか…
触れないでおこう……
と言うか触れたらいけない気がする……
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莉緒那(プロフ) - 爽薇さん、コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます！！見直してすぐに直しますね！！ (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - たまーに名前がそのままになってますよ〜(直せてないってことです。) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年8月8日 17時
