56話 ページ14
？「……、お……ろ！……、おきろ！A！！」
『！！』
突然名前を呼ばれ、勢いよく起き上がった
志「おはよう」
『おはよう……』
起きて直ぐは流石に頭が回らない
寝起きは悪い方ではないが、かと言って良い方でもない
軽く伸びをすると志麻にぃが見慣れた鞄を持っていた
『あれ…？それって私の鞄？』
志「そう、うらたさんとセンラくんに持って来てもらった。後でお礼言っとけよ。後、この教室使って着替えて良いから」
『うん、分かった。ありがとう』
志麻にぃから鞄を受け取り、中に入っている魔法実技の時に着る服をテーブルに置いた
志「着替え終わったらLINEして」
『はーい』
志麻にぃが教室から出て行ったのを確認し、私は着替えた
ん？どんな服装かって？
黒の上下のアンダーウェアを着た後、黄色のラインが入った黒地のショートパンツと黄色の下地に黒のラインと校章が入ったシャツを着て、手首には今朝貰ったB組という証である黒に3分の1の真ん中が銅色のリストバンド、最後に黄色の刺繍とラインが入った黒のパーカーを着て終わりだ
黄色なのは、学年の色が黄色だからだ
そして、リストバンドは組によって変わってくる
S組は金
A組は銀
B組は銅
C組は黒一色だ
着替え終わり、志麻にぃにLINEすると直ぐに既読がついた
どうやら志麻にぃも着替え終わったらしい
ｺﾝｺﾝ
恐らく志麻にぃだろう
『どうぞ』
返事をすると扉には魔法実技の服装に着替えた志麻にぃと予想外の人達がいて、目を見開いた
志「お、似合ってるやん。あー、何で魔法実技の服装って肌を隠すんやろ」
う「魔法が直に当たらないようにだろ」
坂「でも、本当に似合ってる」
セ「可愛いですよ、Aちゃん」
96「めっちゃ似合ってる〜〜！」
そこに居たのはS組全員だった
全–貴《可愛い…》
『っ！！』
顔に熱が集まるのが自分でも分かった
その顔を見られたくなくて腕で顔を隠しそっぽを向いた
『し、志麻にぃ！何で他の人もいるの?!』
志「いや、Aが隣にいるのがバレてどうせなら一緒に行こってなって、それで」
私は頭を抱えたくなった
目立ちたくないのに、S組のしかも全員と一緒に行けば必然的に目立つではないか…
ん？というか爽くん達は同じ1年だから一緒に行こうとなるのは分かるが、何で志麻にぃ達も？
確か、この時間上学年は授業のはず
そう思い、口を開きかけたのだが─────
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莉緒那(プロフ) - 爽薇さん、コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます！！見直してすぐに直しますね！！ (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - たまーに名前がそのままになってますよ〜(直せてないってことです。) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年8月8日 17時
