ピ ュ ア 岡 く ん に 意 地 悪 し た い

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Daiki









うちの学校の文化祭は2日間に渡って行なわれる。









2日目には後夜祭もある。









今日はその1日目だ。









｢大ちゃ〜ん。交代してい〜よ〜｣









有｢うん！ありがとｯｯ！！｣









うちのクラスの女子がデザインを考えて作ってくれたギャルソンエプロン。









そのギャルソンエプロンを外し、教室を後にした。









1日目の今日は光君とまわる約束をしている。









2日目は伊野尾先輩とまわる約束をしている。









廊下を歩きながらスマホの画面を見る。









まだ大丈夫だ。









時間を確認し指定の入口に向かう。









外も結構盛り上がっていて、とても混雑していた。









指定の入口に辿り着きもう一度スマホの画面を見る。









あと10分。









(あぁ、何かドキドキしてきた)









久しぶりに会う光君はどんな風になっているのか。









しばらく待っていると









｢大ちゃん｣という聞き覚えのある声が聞こえた。



















久しぶりだけど忘れることのない声。









声変わりはしているものの、その声の主はやっぱり光君だった。

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