ピ ュ ア 岡 く ん に 意 地 悪 し た い

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Daiki









｢えー、では今から文化祭の出し物を決めたいと思います｣









もう文化祭の季節かぁ…









今年は時間の流れがいつもより早く感じられる。









それはもちろん伊野尾先輩と一緒にいられるからだけど。









告白した日から今日までを何となく振り返っていると、ふと鞄の中のスマホが振動した。









こっそりと取り出すと、そこにはメッセージがきたことを知らせる通知がきていた。









(あ…)









久しぶりな人からの連絡だった。









内容は









｢大ちゃんの学校の文化祭って〇日だったよな？
その日に合わせて日本に帰国するから！
待っててね^^*｣









え！？









俺は驚きのあまり席から立ち上がっていた。









｢有岡君なにか意見があるの？｣









有｢え…あ、えと…｣









クラス中の視線が俺に集まる。









何してんだよ俺っ！！









有｢こ、ここは無難に喫茶店とか？｣









｢確かにシンプルだし色んな工夫が出来ていいよね｣









有｢だ、だよねぇ｣









俺は急いで席に座った。









すると後ろからつんつんとつつかれた。









｢どしたの？突然立ち上がって。意見あった訳じゃないんだろ？｣









有｢いや、まぁうん。ちょっとね。｣









もう一度スマホの画面を見直す。









夢…じゃない









文化祭のお話は有岡多めです(º∀º)

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