ピ ュ ア 岡 く ん に 意 地 悪 し た い

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Kei









｢ねぇ、あれって男同士だよね？｣









｢手繋いでるよ。身長高い方のお兄さんカッコイイのにね。もったいない。｣









内容は俺たちを気持ち悪がるような、軽蔑するような。









有岡君を見ると、顔を真っ赤にして俯いている。









伊｢行こ、有岡君｣









グイグイと手を引っ張り俺たちは屋台から離れた人気の少ない所にきた。









ふぅ、と一息つき有岡君を見る。









すると、有岡君は声も出さずに静かにポロポロと涙を流していた。









普段どんなことがあっても泣かない有岡君。









だからこそ俺はものすごく焦った。









伊｢有岡君…｣









肩を震わせて泣く有岡君を見ているのが辛くて、体を引き寄せギュｯと抱きしめた。









伊｢大丈夫。俺達はあんなのに負けない｣










背中を擦りながら言葉を掛ける。









丁度花火が上がり始め、夏の空には色とりどりの花が咲く。









後にも先にも有岡君が泣いているのを見るのはその1度だけで、夏休み明けにはいつも通りの明るい有岡君だった。









夏休みのお話少なくてゴメンなさい“〇|￣|＿





ほんとは海に行くお話とか、色々書きたかったんですけど…







この先、少し長くなりそうなのでかけませんでしたァァァァァァァヾ(＞y＜;)ノ






時間と余裕があれば番外編として、その辺のお話も書ければなぁ…なんて思ってます！

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