ピ ュ ア 岡 く ん に 意 地 悪 し た い

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Kei









高3の春。









俺は突然校舎裏に呼び出された。









伊｢手紙くれたのって君？｣









帰り際に靴箱を見ると、そこには白い封筒に入った1通の手紙が入っていた。









｢またか｣と思ったのと同時に｢こんな面倒なことしなくても｣とも思った。









これまで靴箱に手紙が入っていた経験は何度もある。









その経験上今回も告白だろう…と思う。









これで告白じゃなかったら結構恥ずかしいよ、俺。









中身を見ると









伊野尾先輩へ




放課後、校舎裏の体育館倉庫の前に来てください。




大切なお話があります。









とだけ書かれていた。









文面的に後輩だということしか分からなかった。









そして今。









俺の目の前にいるのは、小さくて子犬のようなふわふわとした茶色い髪の毛の男子だった。

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