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two ページ4

コンコンッ

「入れ」
『失礼します…』

扉を開けると、急に体が引っ張られた。
中に引きずり込まれると、扉が閉まった。

『!!』

一瞬放心状態になったが、直ぐ我に返り、
相手の襟首を掴み、前に向かってぶん投げた。

グイッ ダンッ

『(中也さん直伝の護身術が役に立った…)』
鶴「さ、流石葵ちゃん…ゴフッ」
『…………はぁ、百も止めてよ…』
「すまない、あまりにも突然だったから…」

『まぁ、いいや。百、今日はなに?』
百「あぁ、それはだな。三鶴、説明を」
鶴「ハーイ!俺ちゃん復活!←

実は、三日後にイベントがあるんだケド、
葵ちゃんにも参加してほしいのよん♪」
『嫌、あとちゃん付けヤメロ』
鶴「即答!!」
『僕がその類苦手なの知ってんだろ。
まぁ、なんかあるんなら話は別だけど』
百「フッ、そんな事だろうと思っていた」

あ……
思いっきりフラグ建てたかも。

百「参加してくれたら、休暇をやる」
『!………何日?』(ΦдΦ)
百「…といっても、二日だけだが…」
『のった』
鶴「(案外チョロイ!?)」Σ(゚ロ゚;)

三鶴絶対失礼な事考えてる…(^言^)でも、
やった!休みが二日間!!
猿門さんとどこか行けるかな……

『ちなみに、そのイベントって?』
百「丁度ハロウィンも近いから仮装大会だ」
『ペアは?』
鶴「くじ引きだよ!その方が盛り上がるし」
『二人一組でカップルみたいにするのは?』
鶴「お!いいね!俺っち賛成〜!看守長は?」
『どうかな?若しかしたら、一さんと…』
百「な!?そ、そそそそんな…(//_//)」

百は分かりやすいね、相変わらず。
まぁ、当の本人は怖がってるみたいだけどw
仮装大会かぁ……なんか思ったより面白そう。

『あ、翁さんに頼まれてた薬調合するの忘れて
た!!詳しい話はまた今度!!』
百「あ、あぁ。また」
鶴「またねーん♪」( ・∀・)ノシ


急いで医務室に戻ったが、案の定翁さんに
こっぴどく怒られるのは、また別の話………

次回!仮装大会まであと三日!頑張れ!

three→←one



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作者名:ru-vu | 作成日時:2017年9月17日 15時

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