溺愛者様がうざい

溺愛者様が18人 ページ20

「お姉さんと鬼ごっこで遊ばない？」

『おにごっこ？？』

鬼ごっこ＿＿＿＿＿＿＿。

それは鬼から逃げる簡単なゲーム



このゲームには利益があると考えた


まずひとつ＿＿＿＿。

Ｑ君を外に連れ出してあげることが出来る


ふたつ＿＿＿＿＿。

Q君と一緒なら中原幹部からも逃れられる可能性がある

みっつ＿＿＿＿＿。

Q君と仲良くなれば太宰幹部の弱みをにぎれるはず




この考えにかけようと思った



だけど＿＿＿＿＿＿＿、





『やだ』


「えっ、やなの？？？」


想定外、

小さい子はこんな遊びがいいと思っていたからだ


「Q君ここから出れるかもしれないんだよ？」


『ダメだよ太宰さんが居ないからね』



「う、そ＿＿＿＿＿」


最悪だ。


『違う遊びしよーよ！ね？？』


「実はねお姉さん鬼ごっこしてるの」



『え？？もうしてるの』



言ってここから早く撤退しよう





そう考えた＿＿＿＿＿＿＿




「中原幹部に見つかったらダメなの」



『どうして？』



「だって＿＿＿＿＿＿＿」



『どうなっちゃうんだろーな、』









え＿＿＿＿＿＿＿？、





私の言葉を完全にさえぎり、喋った


不穏な雰囲気が流れるような低い声



「っぁ＿＿＿＿ﾊｧﾊｧ」



振り向かなくてもわかった

分かってしまったんだ





『あ！中也さんだ！！！！』



『よう、Q』



『それにAも＿＿＿。』





「あｯ、」



『中也さん僕と遊んでよ！！！！』



『ごめんなあ、今はAに用があるんだ』



『えーーーーーーーじゃあまた来てね』


「あ、ぁぅ」


『さっ、A帰ろうな♡』


「ぅ＿＿＿＿＿＿＿」



私は軽々とお姫様抱っこされた


抵抗する暇もなく颯爽と歩き出す







私を捕まえておく鳥籠に戻すために＿＿＿＿＿＿＿

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