幸せ、探しました。【妖怪ウォッチ】

幸せ *妖1レース回* ページ35

A「…えっと、ふぶき姫？」

ふ「…」

A「あー、お菓子食べる？」

ふ「わたしもうおよめにいけない…」

A「あああれはしょうがないって、事故だよ事故！」

レース失格後、(失格の理由は彼女の人権に関わるためあえて伏せておく)コマさん兄弟と乗っていた気球に一直線に飛び込んできたふぶき姫を受け止めた私は(ふぶき姫の性質で気圧云々の問題があるため一緒におろされた)ゴールでケータくん組とイナホちゃん組の帰りを待っていた。

アツガルルはどうなったか知らない。

A「ほ、ほら、そろそろ帰って来る頃じゃ、あ、オロチとキュウリ君が…」

ふ「キュウリ？アイツはキュウビよ」

A「あ、都合上別人として分かりやすくしてるだけだよ」

ふ「？？？」

A「あ、大丈夫こっちの話だから、イナホちゃーん！！ケータくーん！！頑張ってーー！！！！」

おおお、どっちも接戦だー！！！

A「イナホちゃん、負けるなー！ケータくんも、ふぁいとー！！！」

ウ「アータどっちの味方ですか！？」

A「(óωò)」

ふ「あら、あれどっちが勝ったのかしら」

かっこいい車から両方が同時に出てきた、そして黄色い服のイナホちゃんは私の方へズカズカ…へっ？

イ「うあぁあーんAさーん！！」

A「ムギュ！?」

イ「負けちゃいましたーケータさんにぃー！でも僅差！Aさんパワーで癒して私をー！！」

「イナホよりミーのほうが何百倍も頑張ったダニー！」

ふ「だ、抱きつかないでよ、今慰めてもらってたんだから！」

A「ゲホッ！だ、だからってふぶき姫まで抱きつかないで、じじじジバニャン！！？」

「オレッちも労ってもらうニャーン」

「アータのはただのセクハラでしょーが！足にくっついてんじゃねえこのジバ野郎！」

A「ちょっ助け…！こ、コマさああん！！？」

「A楽しそうズラ〜！オラもやるズラ〜！！」

「兄ちゃん…そうじゃないズラ…」

A「……」





「ってみんな！！Aさん沈んでるー！！？」

イ「この私のだいちゅきホールドにかの天使Aさんも堕ちたか…」

「意味わからん事言ってる間にAを離せダニー！」

A「あーあはは、は、は」

両足に小動物妖怪達、横にイナホちゃん、後ろにふぶき姫。

A「…アハハ！」

暖かい、ポカポカしたそんな毎日のひとコマに自然と笑顔がでできた。



きっとこれが私にとっての…、



幸せ。そう思えることが何よりの幸せです。

続編作るなら、作者の趣味丸出し路線〜ネタバレを添えて〜→←つ、つちぐもさん???

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