最初の被害者、グレルリン ページ21
寒さを感じてきた9月中旬。
「オラオラオラ!!お前ェが神田Aかあ!!?」
A「ええー...」
また妖怪かい。とりあえずクラスメイトにとりつくのと学校の正門で出待ちするのはやめようか。
A「というか誰...」
「ああ!?オレ様の事を知らねえなんていい度胸してるじゃねえか。オレは桜ニュータウン1の悪、グレルリン様だ!!」
A「...それで何のご用でしょうか。」
私帰らないといけないんですけど。ケータ君と遊ぶ約束してるんです。そう言うのを我慢した自分をほめたい。
「"スッゲエ能力"を持ってる女のガキってのが最近噂になっててよぉ...それを確かめにきたってワケよ」
A「その噂と私がどう関係するの?」
「しらばっくれてんじゃねーよ!!!顔はわれてるんだぜぇ!!」
A「...え、わ、わたしぃ!!?ないないないない、っぜったいに、ない!!」
ありえないって。...妖怪が裸眼で見えるってのは能力にはいるの?
「...フン。じゃあ、体で確かめさせてもらうか。さっきから、妖力がみなぎってしょうがねえんだよぉ...」
A「え、ええ、ええええ!?」
か、からだ!!?...とりつかれる方だからね?
A「や、やだやだやだ!!」
頭がそんな変になるのはやだ!!グレたくないよ!目をつぶった。
「さあ覚悟しろやチビ助ぇぇぇぇ!!」
*覚悟しろやチビ助*
*覚悟しろやチビ助*
*覚悟しろやチビ助*
A「...チビ、助??」
「...あ?エッ、ちょっタンm」
「あっちの方でずっとグレルリンのにおいがするニャン!!」
「神田さんもさっきから見当たらないし...」
「もしかしたらグレルリンに遭遇しちゃったのかもしれないでウィス!ケータ君!!早く!」
「うん!神田さん、だいじょ、...グレルリン、なにしてんの」
グレルリンは見つけた。けど、何で塀に突き刺さってるんだろう...。しかもシュウウという効果音つきだ。
その先には神田さんがいるが、右手はグーの形にして固まっていた。
「ものすごく混沌としてますねえ...」
「Aちゃん何したニャン...」
え、これ神田さんがやったの?
A「ケータ君、いたんだ」
「「わあー!!!」」
いつの間にか目の前にいた神田さんに驚いた瞬間、肩をガシッとつかまれた。
A「ケータ君...私、私って、私ってさ...」
背って小さい方にはいるのかな???
上目遣いで見る神田さんにみんなただ首を横にふることしかできなかった。
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かまぼこうどん(プロフ) - ぽよよ☆さん» ヤンデレふぶき姫かわいい(手遅れ)作者がマック好きなのでたくさん絡ませたいですね(笑)これからもよろしくお願いします...! (2017年1月15日 12時) (レス) id: be0763fab5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - ふぶき姫ちゃんがヤンデレに…!?マッくんとの関係はどうなるのか!そして烏天狗さん神隠しはシャレにならんて!!続き楽しみです…! (2017年1月9日 18時) (レス) id: 1c070c9504 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこうどん - はい!(*゚∀゚*)頑張ります!ありがとうございます〜!! (2016年12月25日 9時) (レス) id: 9b6b569fc3 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄マスカット - 夢主ちゃんの飛行機デビュー…!!楽しみです!頑張ってください! (2016年12月25日 0時) (レス) id: 61468344c7 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこうどん - 大丈夫っす!気にしないでー(*`∀´*)ノシ (2016年10月5日 21時) (レス) id: 082809ecf5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かまぼこうどん | 作成日時:2016年2月3日 22時