幸せ、探しました。【妖怪ウォッチ】

生き写し　3 ページ12

"アンタ、土蜘蛛の愚痴は言うけど、言うときの顔は嫌いじゃないって顔してる。気づいてなかった？"

...祖母と孫が同じ事を言うとは思ってなかったぜ。

あの時、土蜘蛛との事を言われた時も、

頭を撫でたら、笑いながらヤメテと言うのも。

見た目もスッゲエ似てる。一瞬お前が帰って来たのかと思った位だ。


もうすでに暗くなった平原を見渡して、あの頃の事を思い出した。


ケイゾウとミヤコ、時が過ぎるってのは早いな。まさかお前らがそれぞれ結婚して子供ができるとは思ってなかった。

"それはどういう意味だ！！"

...アイツらが生きてたら今俺叩かれてた。アブねー。

ミヤコ。孫のA、元気だったぜ。お前に似てチビだけど、素直でいい奴だよ。

よく聞いとけ。ミヤコ！

お前は、先に行っちまったけれど、お前の大切なモン、このやさしい大ガマ様が守ってやる。

俺は大ガマ様だぜ？守るのはお前が思うより得意なんでね。

だから、安心して転生でも妖怪にでもなっちまえ！！まあ、もう転生してるのかもしれねーけど。

まあ、いつかだな。お前らと会うのは。



星空を見上げる。


星空は、高く、広く、澄んだ藍色がどこまでも広がっていた。









＿＿＿＿＿＿

反省。

大ガマの口調迷子。

この短編の間にこの設定をくっつけられればいいなと思った結果がこれだよ。

東方プロジェ(ry聞きながら書いた。

後悔はしていない。

申し訳ございませんでした。

神田 都

Aの祖母。妖怪が見えていた人。

ちなみにAのお母さんは妖怪は見えませんでした。

ぽよよ☆様のリクエストはうまく実行できたか分かりませんが、リクエストのおかげで、作者の妄想の範囲が、げふんごふん。作者の考える力が強くなったと思います！ぽよよ☆様、リクエスト本当にありがとうございました！

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