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「…はぁ!?な、まじか……」
そこには目の前の店員と同じ制服に身を包んだ大ちゃんの姿があった。
「え、そんなにオムライス嫌いなんですか?」
いきなり俺が声をあげたもんだから、イケメン店員はびっくりして聞いてくる。
「あ、や、ごめんなさい、違います」
「は、はぁ……」
慌てて訂正するも、店員は不思議そうにしていた。
ていうか、まじか。
え、大ちゃんここでバイトしてんの?
いや、まぁ、別にこんな偶然もないことはないだろうけど……。
初めては昼食後すぐ。2回目は昼食中。今度は昼食前……。
どうやら俺の昼食時は、大ちゃんの出現率が上がるようだ。
「あ、じゃあ決まったら呼んで下さいね〜」
そう言い残して店員はお店の奥へと入っていった。
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作者名:はらぺこ | 作成日時:2023年3月12日 22時