今日:27 hit、昨日:17 hit、合計:14,668 hit
小|中|大
さんくちめ ページ11
・
あの日─────
俺が初めて大学の食堂を利用し、オムライスを食べた日から数日。
以降、大ちゃんとはよく絡むようになった……
わけもなく、俺はいつも通り今日も1人で過ごしていた。
大ちゃんは友達も多いであろう上に学年も違う。
そう何度も何度も会うなんてことはなく、結局あれ以来まだ一度も会っていない。
と、まるで寂しそうに言っているように聞こえるかもしれないけど、俺だって別に会いたい訳じゃ無い。
あのときはたまたま普段はしない発言をしてしまったが、俺の基本は“他人と関わらない”。これがモットー。
大学の静かな図書館で課題をやり終えた俺はノートパソコンをそっと閉じた。
携帯を開いて時間を確認すると、時刻はお昼に差し掛かったことを示していた。
時間もお腹の空きも昼食をとるには丁度良かったので、午後の予定が何もないことを再度確認した俺は前々から気になっていたとある場所へ向かった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
131人がお気に入り
131人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はらぺこ | 作成日時:2023年3月12日 22時