【ヒプノシスマイク】 白膠木簓の妹は兄と一緒に暮らします！２

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夢主 side

　『簓、ちゃんと２人にの事、送ってあげるんやで』

簓「もちろんや！」

うちらは喫茶店を出て、校舎を出て

校門を目指して歩いている

うちらは、この後ある後夜祭までおるつもりだから

まだ帰らない

だが、ジロくんとサブちゃん、簓はここで帰るため

うちとイチくんはお見送りに出たのや

簓「なあ、A。Aのクラスの焼きそばの屋台ってどこや？」

生徒玄関を出たあたりで、簓がうちに質問をしてきた

　『焼きそば屋さんはあそこやで』

うちは正面にある通りの右側を指さした

　『買っていくん？』

簓「まあ、それもあるんやけどな」

簓は言葉を濁した

そして、焼きそばの屋台へ歩いていった

するとそこには、見慣れた白頭が…

一「左馬刻さんだよな？」

　『うん。せやな…』

焼きそばの屋台の飲食スペースとして設けられた

テントの下には、左馬刻さんがいた

簓「左馬刻、帰るで」

左「あ？もう行くんかよ」

左馬刻さんはしぶしぶ立ち上がった

そして、焼きそばの屋台の中にいる合歓ちゃんに話しかけた

左「合歓。帰りはあまり遅くなるなよ」

合「わかってるよ、お兄ちゃん」

やっぱり、左馬刻さんの目当ては合歓ちゃんのようだ

簓「合歓ちゃん、焼きそば３つ頼んます」

合「はい、１２００円になります」

そして、簓はお金を払って合歓ちゃんから焼きそばを受け取った

袋から１パック手に持つと、

残り２パック入っている袋をジロくんに渡した

簓「今日の夕飯にでも２人で食べてな」

イチくんも後夜祭に出るつもりだから

２人のお夕飯を心配して、買ってあげたみたいや

２人はお礼を言って受け取った

　『おお〜簓、やっさし〜』

簓「ふふんっ、せやろ〜？」

うちに褒められたのがそんなに嬉しかったのか

簓はルンルン気分で歩いていく

一「左馬刻さん、来てたんっすね」

左「ああ、まあな」

イチくんは左馬刻さんと会えてなんだか嬉しそうや

　『気を付けて帰ってな〜左馬刻さんもお気をつけて』

校門までついて、うちとイチくんは皆を見送る

左「おう」

簓「できるだけ早く帰ってくるんやよ〜」

簓は手をぶんぶん振りながら大きな声でそう言った

一「二郎、三郎。帰ってくるのが少し遅くなるが、仲良くするんだぞ」

二「うん、分かったよ」

三「はい！」

そして、２人は簓について歩いていく

うちは手を振って、皆を見送ったのだった

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