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夢主 side
『んー、のど乾いた...ちょっとジュース買ってくるね。2人はなんかいる?』
喉の乾きを感じたうちは、そう呟いて立ち上がった
一 「俺はなんも要らねぇぜ?けど...」
空 「拙僧も要らねぇけど、ついて行くわ」
一 「ん、俺もついて行く」
なんて言って立ち上がろうとする2人
うちは手をぶんぶん降って
『大丈夫やよ!校内やし、すぐもどってくるで!』
と言い、強引に走り出した。
空 「あ、おい!」
一 「大丈夫ならいーけど...」
2人の声が聞こえると、ヒラヒラっと手を振って、
うちは校舎へ入っていった
『ひょえ、夜の学校って不気味やなぁ...』
校内の自動販売機を目指して歩いていると
後ろから足音が聞こえた。
誰かおるんかな〜、なんて呑気に考え
自販機に着くと、お金を入れて目当ての飲み物を買う
?「こんばんは、Aさん」
『んぉ?こんばんは〜』
後ろにいたであろう人物から声をかけられる
その人物は確か、イチくんのクラスの男子生徒
話したことはあんま無い。
てか、申し訳ないけど名前も知らん
男 「文化祭楽しいね。俺のクラスとAさんのクラスでやった共同のお店、どっちも成功してよかったね」
『うん!ほんまよかったわぁ...お客さんに楽しんでもらえたんやったら嬉しいなぁ』
何の変哲もない、出会い頭のただの世間話
彼もジュースを買って、うちの隣へよってきた
このまま校舎出るまで一緒に話して行こうかな
なんて考えて、
2人で話しながら出口に向かって歩いていく
男「Aさん、カフェ担当だったよね?すごくテキパキ行動してて凄いね。流石カフェの店員さん」
『いやぁ、そんなそんなっ』
褒められると嬉しいもので、思わず頬が緩む
男「ほんと凄かったよ。Aさん、エプロン姿も可愛かったしね...でも、あの男。山田一郎。随分親しそうにしていたね。どういう関係?」
んぉ、?少し話が逸れたような、
話の内容が変なような気もするが、
うちは普通に答える
『友達やけど、?』
すると彼は不機嫌そうに話す
男 「ふーん...じゃあ、さっきまで一緒にいた、赤髪の野郎は?」
空却のことかな?
『友達やよ...そんなん聞いていきなりどうしたん?』
男 「えっとね...」
するといきなり、背中に衝撃が走る
耳の横で、どんっ、という音がひびき
そして目の前には男子生徒の顔が。
え、なにこれ。
逃げようとしても逃げれない。後ろには壁。
もしかして、壁ドン...?
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RENKA - はい!応援してます♪! (2021年7月9日 11時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - RENKAさん» 遅くなってごめんなさい。ですよねっ、私も簓くんの妹になってみたい.....そんな私の願望を詰め込んだ作品です。これからもよろしくお願いします!! (2021年7月8日 18時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はとぽっぽさん» 遅くなってごめんなさい。ありがとうございます!嬉しいです!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!! (2021年7月8日 18時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - はぁ、簓くんの妹なってみたいなぁ(遠い目) 面白いです更新頑張って下さい、楽しみに待ってます! (2021年7月5日 17時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ - めちゃくちゃ面白くて次の展開も気になります!!更新頑張ってください!更新楽しみに待ってます!!(*´Д`*) (2021年6月1日 23時) (レス) id: 70348276a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまね | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/easye1/
作成日時:2021年5月19日 20時