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一郎 side
『さてと、次はシンジュクだ』
乱数が電話している間に
俺は、乱数の事務所を出て
シンジュクへ向かった
寂雷さんには、さっき電話をした所
病院に来ていいってことだったから
俺は、寂雷さんの勤めている
シンジュク中央病院に行くのだ
コンコンコン
寂「どうぞ」
『失礼します』
?「ああ?てめえ、何でここに」
中に入ると寂雷さんと左馬刻がいた
『お前こそ何でここにいるんだよ!』
左「俺は、Aについて知りたいからだ」
『俺だって、そうだ!』
寂「落ち着きなさい、二人とも」
俺たちがにらみ合っていると
寂雷さんが止めに入った
寂「では、本題に入ろう。二人とも、Aちゃんについてはなにか知っているかな?」
左「俺は、特に何も...」
『実はさっき、Aと電話がつながって、少し話をしたんです』
寂「本当かい!」
左「マジか…」
『Aの様子は、今日寂雷さんが電話で言っていた通りでした。声の質はAだったけど、話し方や雰囲気は、全くの別人でした』
寂「じゃあ、解離性同一性障害で間違いなさそうだね...」
左「Aから、居場所とか聞き出せたか?」
左馬刻が俺に質問をする
『いや、すぐに電話を切られたから、何も聞けてない』
俺がそう言うと、俺たちの間に
沈黙が流れる
左「なあ、センセー、やっぱりあのこと話したほうがいいんじゃねーか」
寂「…でも」
あのこと?
二人はAについて何か知っているのか?
『二人して何ですか、ちゃんと話してください』
俺は二人の目を交互に見ていった
寂「…分かったよ。一郎君、君たちは本当に3人兄弟なのかい?」
『え?』
寂雷さんは何を言っているんだ
『俺達はずっと一緒だった。父さんと母さんが離婚したあとは、母さんのほうについて、ずっと3人で居たし、母さんがしんだあとは、3人一緒に孤児院に入った。俺達は兄弟っていうことに間違いはないです…』
俺がそう言うと、左馬刻は
自分の額を抑えて、あきれたように言った
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あまね(プロフ) - 颯良(≧w≦)さん» 明けましておめでとうございます!そう言って頂けて嬉しいです(≧▽≦)今年もよろしくお願いします! (2021年1月3日 13時) (レス) id: e7a52269e4 (このIDを非表示/違反報告)
颯良(≧w≦) - あまねさん» あけましておめでとうございます!今年も読ませていただきます! (2021年1月3日 13時) (レス) id: 2d423f9ccf (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 颯良(≧w≦)さん» 勿論です!直ぐに読ませて頂きます(*'▽') (2020年12月28日 15時) (レス) id: e7a52269e4 (このIDを非表示/違反報告)
颯良(≧w≦) - あまねさん» 続き読みました!語彙力があって羨ましいです…。もし良ければですが私の小説見ていただけますか? (2020年12月28日 12時) (レス) id: 7b1a921615 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 颯良(≧w≦)さん» コメントありがとうございます(*´ω`)楽しみと言って頂けて凄く嬉しいです!また近いうちに続きを更新しようと思いますので、よろしくお願いします! (2020年12月22日 18時) (レス) id: e7a52269e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまね | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/easye1/
作成日時:2020年12月1日 15時