【ヒプノシスマイク】兄妹だってイイじゃない (ページ5)

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　４、兄さんからの依頼ページ5

夢主 side

　『初めて来た…』

今、私と兄さんはヨコハマ警察署に着いた所だ

兄さんはどんどん中に入っていく

私は兄さんの後をついていった

警１「入間さん、お疲れ様です！」

警２「お疲れ様です！」

銃「はい、ご苦労様です。」

兄さんにすれ違うほとんどの人が

立ち止まり、頭を下げて挨拶をしていく

改めて、兄さんは凄い人なんだと実感した

銃「着いた。ここが解析班の部屋だ」

ドアを開け中に入る

部屋に入ると一つのパソコンに

５人くらいが集まり

意見を出し合って解析しているようだ

銃「解析班の皆さん。調子はどうです？」

兄さんがそう言うとその場はしんと静まり返った

解１「あ、入間さん…」

解２「えっと…」

目の前にいる人全員が青ざめているのは

気のせいだろうか…

銃「はあ、何も進んでませんね」

兄さんはパソコンを覗き込んだ

私も兄さんの後ろからそっと見てみる

まだ、パソコンのロックはかかったままだ

解３「すみません…」

銃「今日は頼もしい助っ人を呼んできました」

そう言って兄さんは

私の背中を押し、前に出す

解４「どなたですか？」

銃「私の妹です」

兄さんがそう言うと皆さんは目を見開いた

　『入間Aです。よろしくお願いいたします。』

私は軽くにこっと微笑んだ

銃「では、A。あとは頼んだぞ」

　『任せて』

私は兄さんの期待に応えるため

パソコンに向き合いロックの解除を進めるのだった

　『兄さん、できたよ』

約１０分が経過したところで

パソコンのロックを解除できた

近くにいた解析班の方々が感嘆の声を上げる

銃「よくやったA。」

そう言って兄さんは頭を撫でてくれる

嬉しいけど、足りない

もっと、もっと

そう思っている自分に嫌気がさす

銃「っち、ファイルにもロックがかかってる」

パソコンを見るとファイル一つ一つに

ロックをかけているようだ

面倒だな

銃「A頼んだ」

　『了解』

そうして私はまたパソコンに向き合うのだった