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続き ページ30

夢主 side

三「ただいま帰りました!いち兄!それと二郎…」

連絡が来てから数分後

薄っぺらい紙袋を持った山田三郎が帰ってきた

ニ「早かったな」

一「お帰り!三郎」

三「はい!って、なんでここに、入間銃兎の妹が?」

私を見るなり、驚いた表情をした

一「あ〜っと、三郎。勉強でわからないところがあるって言っていたよな」

三「はい、確かにありますが…」

すると、山田二郎が私の背中を思いっきり押した

 『ちょっと、押さないで』

ニ「こいつがお前に勉強を教えてくれるってよ」

山田三郎の視線が私に向く

その視線は少しとげがあるように感じられた

三「この人が、ですか…」

 『なに、不満?中坊の勉強くらい余裕で教えれる』

私がそう言うと、山田三郎は見定めるような目をして言った

三「Aさんって高校出てますよね?」

 『勿論、ちなみに短大も出てる』

三「2年短大で勉強して、そのあとから、警察学校という流れですよね?」

 『そうだけど』

三「警察学校も首席で卒業したとか…」

 『…』

何でこいつはここまで私に詳しいんだ?

この3人には、入間銃兎の妹っていうくらいの

個人情報しか教えてないはずだ

三「沈黙ということは、本当なんですね?……まあいいです。Aさん、僕に勉強を教えてください」

 『…分かった』

山田三郎に不信感を抱いたが

まあ、大丈夫だろう

所詮中坊だ

私はそう軽く考えながら、山田三郎の部屋に案内される

行く途中、私に向かって山田一郎は

こぶしを握ってガッツポーズをとってみせながら

口パクで何かを伝えてきた

口の動きから

「うまくやれよ、頼んだ!」

とでも言ったのだろう

私は、こくっと頷いてから

山田三郎に続いて

階段を上がっていった

続き→←26、山田一郎からの依頼 〜三郎誕生記念〜



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新美悠華@文アル大好き💛 - おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです (2023年3月23日 23時) (レス) @page26 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 舞さん» 本当にありがとうございます!! (2021年7月8日 18時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あまねさん» いえいえ!あまねさんが更新できる時で構いませんので頑張ってください^_^ (2021年7月5日 11時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 舞さん» 遅くなってごめんなさい。ありがとうございます!! (2021年7月5日 10時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^o^ (2021年5月20日 7時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまね | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/easye1/  
作成日時:2020年11月19日 20時

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