【ヒプノシスマイク】山田家の元長男君

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夢主 side

ある日、兄貴と合歓ちゃんで食卓を囲んで晩御飯を食べていると

兄貴の口から聞いたことない話を耳にした

俺はそれが何なのか不思議に思って兄貴に問いかけた

　『ねえ兄貴。さっきから話しているヒプノシスマイクって何』

左「はぁ？」

兄貴にヒプノシスマイクが何かを問いかけると

２人に凄く驚かれた

合「え、Aくん、今日の政府放送聞いてないの？」

　『政府放送？そんなのあったっけ』

合「外から大きな音とか聞かなかった？」

　『大きな音？気がつかなかったや』

左「仕事に集中し過ぎだ。説明してやっからよく聞け」

そして、兄貴はヒプノシスマイクとやらについて説明してくれた

ほかにも、日本の内閣総理大臣が急に変わったことや

女性中心の社会になっていくことも教えてくれた

　『ふーん…』

左「ふーん。じゃねぇよ。お前どれだけ大変か分かってねぇな」

　『うん。わかんない』

左「はあ…」

兄貴はため息をついてから、額に手を当てた

　『それなら、俺たちも大変だけど、合歓ちゃんも大変だね』

合「ん？私も？」

合歓ちゃんはきょとんとして、俺に問い返した

　『うん。兄貴の話の通りだと、もしその制度に怒り狂ったどこかの男が無差別に女の人を攻撃し始めたら。合歓ちゃんも襲われるかもしれないじゃん。危ない危ない』

俺の言葉に兄貴が反応した

左「合歓。これから高校行くときは俺が送っていく」

合「え、でも、それだったらお兄ちゃんが大変になっちゃうよ」

合歓ちゃんは手をぶんぶん振って断った

　『じゃあ俺が行くよ。仕事は俺の自由な時間に始められるし。最近運動不足だったからちょうどいいしね』

左「いいな。Aだったら任せられる」

俺の言葉に兄貴は満足そうにうなずいた

　『ついでに学校のセンセーにやっほーってしていこうかな。俺いた時のヒトまだあの高校にいるし、にししっ、』

合「あまり目立つことしないでよ。クラスの子に騒がれちゃうから」

　『大丈夫。任せてよ』

そう言って、俺は自分の胸をとんっと叩いた

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