【ヒプノシスマイク】山田家の元長男君

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夢主 side

合歓ちゃんに「髪の毛をどうにかしてほしい」って、

お願いした結果、快く了承してくれた

そして、俺たちはリビングに移動した

　『合歓ちゃん、なんかこう、清潔に見えるようにお願いします』

俺はソファに座ったそう言った

合歓ちゃんは、コームやワックスなどをもって

俺の後ろに立った

合「清潔感のある感じ、ね〜…」

合歓ちゃんも迷っているようだった

合「あ、そうだ」

そうつぶやいて、合歓ちゃんはコームで

俺の前髪を一気に上にあげた

　『おお、結構大胆にいったね』

一気に視界が開け、俺は驚きの声を漏らす

合「A君、前髪長いからね」

まあ、確かに。結構目にかかるからな

そして、合歓ちゃんはワックスを手に取り

俺の頭にベタっとつける

その後も、頭をコームで梳かされ

ワックスで髪の毛はがちがちに固まった

合「できた！」

合歓ちゃんはそう言って、俺に鏡を出してくれた

合「お兄ちゃんとお揃いの髪型にしてみた。どうかな？」

鏡に映った自分は、兄貴の全く同じ髪形をしていた

　『お〜、合歓ちゃんは凄いね。ありがとう』

そう俺が褒めると、合歓ちゃんは嬉しそうに笑った

合「えへへ、じゃ、A君。お仕事頑張ってね」

　『うん』

さすがに、警察の手伝いをするなんて言えないから

俺は仕事の依頼を引き受けに行く

と合歓ちゃんに説明したのだ

そう言えば、今何時だろう

ふと、部屋の中の時計に目を向けてみる

ちょうど今、入間さんとの約束の時間になったころだった

　『じゃあ、行ってくるね〜』

合「うん、頑張って！いってらっしゃい！」

合歓ちゃんに見送られて、俺は部屋を出る

そして、マンションの外に出たのだった

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