20th ページ23
20th
私たちは江口さんの車へと乗り込み
ショッピングモールまでの道を伝え、江口さんがナビを設定する。
と言っても車で行けば10分もかからない距離だ
車での席順は
助手席に小野さん、後部座席の運転席側に私、助手席側に花江くんとなった
何故こうなったかというと、車に着き江口さんが運転席後ろの扉を開けてくれたのだが、そこに花江くんが"ありがとうございまーす♪"と言って乗り込み、江口さんに"俺は憂亜ちゃんのために開けたの！"と奥に押し込まれたからだ
その結果小野さんは空いてる席=助手席となった
この人たちといるとずっと笑っているような気がする。
そして移動中の車内で、今回の旅行は江口さんの運転で来たことを聞いた
私も知ってる通り、江口さんは車を持っているものの乗ることがほとんどなく、せっかく旅行もするしということで車で来ることにしたそうだ
確かに思い返してみると私たちが出会った時間や場所を考えれば車で来ていると考えてもおかしくはない
ただ、私にそこまで考えられるほどの余裕はなかったので思い付きもしなかった
みんなで楽しく話しているうちにショッピングモールに到着した
モールの駐車場は屋上と地下、少し歩いた所と三ヶ所あるのだが、地元ナンバーではない上に結構いい車なので普通に停めておいてイタズラでもされたら…と思い私が務めるお店の店長に連絡を取って許可をもらい、地下にある従業員用の駐車場を借りることにした
『フードフロアにあるカレー屋さんが種類も豊富で美味しいんです♪』
とフードフロアへ向かおうとエレベーターに乗り込んだ
江「その前に！憂亜ちゃんのお店は何階？」
と江口さんに止められた
『え…フードフロアの一個上ですけど…』
江「OK♪じゃあまずはそっちから♪」
なんだろうと思いつつ江口さんに着いていく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆい - これからも、頑張ってください！(*´∇｀*) (2021年4月2日 11時) (
レス) id: 242d71ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
LUY(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2020年7月20日 17時) (レス) id: 6a3302d6be (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - 凄い面白いです！！これからも更新頑張ってください！！ (2020年7月20日 1時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LUY | 作成日時：2020年7月13日 5時
