不 良 の オ ヒ メ サ マ 【東京リベンジャーズ】

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『あれ、タケミっちくんじゃんどーしたの？』





万次郎に呼び出されてそこまで歩いて向かっている途中



全速力で走るタケミっちくんを見つけた




声をかけると目をうるうるさせて今にも泣きそうな顔で向かってきて両肩をガシッと掴まれる





『え、』



「お願いっす！愛美愛主との抗争を...！」



『うん？』



「止めないと！東卍が...！！」





なんて泣きそうで必死な顔を見るとただ事ではない事が嫌でも伝わってくる





『とりあえず、万次郎のところ行こっか

私呼び出しくらってるんだよねぇ』





ニッ、とタケミっちくんに向かって笑うと驚いたように目を見開いた




ほら行くよ、急ぐんでしょ！とタケミっちくんの手を引いて走り出す



ごめんねヒナちゃん、ちょっとだけタケミっちくんの手借ります！！！






「(綾さん走るの早ぇ！！！！んでもって手！！！！！！)」






_




「マイキーくん！！」





呼び出されたところに着くともう既に4人が揃っていた




あ、私最後かあ





「どうした？タケミっち

綾は今日も可愛いね」




「今大事な話してんだ

綾は早くこっち来い」




「まだテメーか

ほら、綾」




「引っ込んでろカス！綾はこっち来い」





上から万次郎、堅ちゃん、パーくん、ペーくん




万次郎は相変わらずの通常運転



パーくんとペーくんに関しては私の手を片手づつ握って引き寄せてくれる





え、エスコートでっか？？？





イケメンすぎるしなんか甘々過ぎない？？




なんかもう私ここにいる時点で半分東卍メンバーだよな..................

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