愛 さ れ 呪 術 師 4【呪術廻戦】

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「どこがいいんだよこんなガキ

…氷乃は死んでもやらねぇよクソが」





悟が不機嫌そうに呟きながら


まずは2人を消した




理子ちゃんは私が責任持って守っている







「式神が消えん！どれが本体じゃ！？」



『これは式神じゃなくて、全部本体の分身…だね』





そう私が言い終わった瞬間


悟に1人、私に1人襲いかかってくる





悟は無限で防ぎ、私は回し蹴りで遠くの彼方までぶっ飛ばした





「氷乃に手ェ出すな」





そう呪詛師を殺すような勢いで睨みつけて殴って一瞬で消した





この呪詛師の術式は


本体含めて５体がMAXの分身術式



きっとどれが本体かは自分で自由に選択できるんだな







「氷乃」



『はーい』






名前を呼ばれて悟の元へ理子ちゃんと向かえば、私たちを隠すように前へと出て人差し指を立てた



そこから動くなよ、と言って私の頭を軽く撫でて呪詛師と向き合った








「術式反転」








術式反転か…


動いたら私たちも死ぬな











「赫」











呪詛師に向かって手を向けるも、何も発動する様子は無し



何か大きなものが来ることは分かっていたらしい呪詛師は構えたまま困惑中





しーーーーん、と静かな空気が流れる







「……？？」



「ふっ、失敗！！」





『ぶふっ』







どうやら失敗したようだ



悟はお茶目に笑って呪詛師の顔をぶん殴った

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