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一歩会議室に入ると
美味しそうな香り
『お？何か美味そうな匂い。』
『差し入れでーす。』
美味しそうなバスクチーズケーキ。
『いっただきまーすっ。』
一口バクって食べた臣。
『うまっ。ほれ。』
って、自分が食べたチーズケーキを
両手が塞がっている私の口に放り込む
「……！！ 」
『美味くね？』って私の顔を覗く。
さっきのでやられている私に追い討ち。
だから、本気で、やめてほしい。
私が小さなキュンを抑えるの、どれだけ大変か、あなたは、わかってないっ！
そんな事して、私がうっかり、好きって口にしてしまったら、どうするつもりなのよっ…もうバカ
「……私、飲みものの準備してきます」
逃げるように給湯室へ。
だめだ。今日は…疲れる事だらけ。
給湯室でしゃがみ込んだ私の頭上から、聞こえた声。
『Aちゃん…大丈夫？どっか具合でも、悪いのか？』
「…チーフ。あ、いえ大丈夫です。今、飲み物運びますね。」
コーヒー、紅茶、お茶、紙コップとホルダーをのせて、運ぼうとした時…
スッ…と出てきた手。
『手伝うよ。』
「…チーフ？」
トレーの下の手は重なっていて…そのままぐいっと引っ張られ、
ガタンッ
トレーは床に落ち…
とんッ…と
私の身体はチーフの胸におさまった
『悪い。俺、もう我慢できねぇわ。
Aちゃんの事…』
目の前にあったはずのチーフの壁が
ふっと無くなったと思ったら…
『進藤さん。悪いんだけど。A、
俺の彼女だから。』
『え……』
固まったままのチーフ。
…ﾊｯ うそっ…
「臣っ…！！」
な、なんで……
『二度と触んな。
おい、行くぞ。』
私の手を引いて歩き出す臣
「…や、ちょっと待って！行くって
どこに？」
ぐいっと引っ張られ…廊下の真ん中で
思いっきり、抱きしめられる…
『俺がほんっとムリ。限界！』
「え…」
『何、他のヤツに触られてんだよ…
そんな、俺を嫉妬させたい？』
まるで真夏の太陽を浴びたみたいに
カァッ…っと体温が上がるのを感じた
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
